【黒バス】 君はもう僕のモノだ 【赤司征十郎】

１　出会い ページ2

A「はぁ…何でこの中学来ちゃったんだろう…」


こんにちは、水無月Aです。


私は目立つのが嫌いなのに…この中学はいやに目立つ。

そのせいで街でも声を掛けられることが多数あり…目立たないように毎日を過ごしてます。


桃井「あ、A！相変わらず元気ないね〜」

A「慣れろって言う方がムリだよ〜…。
さつきが行くからこの中学来たけど…」

桃井「うん。でもさ、大ちゃんもいるからマシでしょ？」

A「大輝？小さい頃はよく遊んだけど、最近バスケ馬鹿になったよね」

桃井「まぁ元々だけどね」


私にとってこの中学で話せるのはさつきと大輝くらい。

２人は私のトラウマも知ってる…小さい頃からの大切な友達。


？「桃井、ここにいたのか」

？「探したっスよ〜」

？「む〜…お腹すいた〜…」

？「今日はミーティングだと言ったはずなのだよ」


こ、この４人は…っ！

サッとさつきの陰に隠れた。


ま、間違いない…！


この中学校で１番目立つ存在のバスケ部だ！！

何でこんなトコに…！！


？「あれ〜？後ろのコだれ〜？」

A「え…わぁっ！」


紫の髪の人に服を掴まれ、持ち上げられた。

どんな怪力よっ！！←


？「カワイイっスね〜。桃っちの友達っスか？」

桃井「うん！幼馴染の親友だよ！」

？「そのメガネは…今日のラッキーアイテムではないか。おは朝を見てるのだな」


いや、いっつもかけてるんですけど…。


？「紫原、そろそろ降ろすのだよ」

？「ん〜…分かった〜…」


く、苦しかった…！


てゆうか、何だっけ…『キセキの世代』だっけ。

バスケがすごい上手いって…。

いや、上手いってレベルじゃないんだけど……。


？「初めましてっスね。オレは黄瀬涼太っス」

？「緑間真太郎なのだよ」

？「紫原敦〜」

？「赤司征十郎だ」


いや、名前知ってますって！

知らない方がおかしいでしょ！！


桃井「あれ、大ちゃんは？」

黄瀬「教室で寝てるっス」

A「ﾎﾞｿｯ)大輝らしいな…」

紫原「ん〜？何か言った〜？」

A「いえ、別に…」


そんな時、ふと視線に気づいた。


私を見てたのは……赤司征十郎。

色の違うオッドアイが、じっと私を見つめてた。


A「何か用ですか？」

赤司「…いや、何でもない」






…これが、私とキセキの世代。


そして…赤司征十郎との出会いだった。

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