【松野おそ松】キミに伝わる日まで。 (ページ5)

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I want you to know how I feel.3 ページ5

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フフン…待たせたなカラ松ガールズ&ボーイズ!!

ついにこの俺!松野家に生まれし次男、静寂と孤独を愛する男……松野カラ松のステージが＿!

「さっきから表情(かお)が煩い。少しは大人しく出来ないのかお前は」

「ん～?ノンノン…レディがそんな荒い言葉遣いなのは良くないぞ、おそ松ガール」

「お前にだけは言われたくないっ!」

フッ…全く、どこまでもFreedom(自由)で我儘なガールだ

しかし、そこもまた可愛らしい

誰に対しても裏表のない素直な言葉で返す彼女が何故モテないのかが不思議だ

Face(顔)も整っているし、スタイルもPerfect(完璧)だろう

………性格の問題か?

「…おい、今ぜってぇ失礼なこと考えてただろ」

「フッ…そんなことはないさ」

「チッ…」

…性格の問題だな

まぁ、この話はいいか。そろそろ本題に入らなければ、ガールの鋭い視線に俺のハートが耐えられそうにない

「ところでおそ松ガール、早速本題なんだがガールはおそ松に対してどのような感情を抱いているんだ?」

「はぁ?」

「今日もそうだったが、おそ松と顔を会わせれば中々にハードな喧嘩をしているだろう?

だから、おそ松をどう思っているのか気になってな」

「あー…どうって言われてもなぁ」

言葉を濁しながら頭を捻らせ考え込むAちゃん

どうやら、あまり深く考えたことはない様だ

だとすると、おそ松のことを嫌っている訳ではないのか?

そうであるなら俺も嬉しい限りなんだが…

「…すまない、少し難しい質問だったか?」

「いや、言葉が見つからないって言うか…

何か…こう、モヤモヤしてる感じ?」

「ふむ……では別に嫌っている訳ではないんだな?」

「それはそうだな。別に嫌ってはないよ、おそ松と一緒にいるの何気に楽しいし」

「そうか、それならいいんだ。俺も安心したぜ」

Aちゃんの答えは気になるが、とりあえず嫌ってはないようで良かった

まぁ、欲を言えば他にも思うところはあるんだがそれはまだ難しいだろう

それに、この先は俺が首を挟むことではないからな

「フッ…付き合わせてしまって悪かったな。お詫びに何か好きな物でも＿」

「お前金あんの?」

「え”っ…あ、いや……無い訳ではない…ぞ?」

「働けよニート」

「う”っ……すまん」

「はぁ…

いまいちカッコつかないよな、お前って」

ガール…

それは言わないでくれ