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I want you to know how I feel.1 ページ3

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雀の鳴き声とカーテン越しに入ってくる朝日で目覚める朝


時計を見ると、時刻は午前9時を回っていた







いつもならバイト先で店長に扱き使われているであろう時間帯だが、今日は土曜でバイトは休み





「ふわぁ〜……ねっむ…」




もう少し寝ていたい気持ちもあったが、それではあのバカと同じになってしまうという謎のプライドでベッドから起き上がる少女






去年の夏頃、一人上京してきた彼女は現在赤塚区で一人暮らしをしている



そして、最早当たり前のような気もするが例の六つ子とも既に顔見知りで

今では暇さえあればよく絡みに行っている仲だ









「さぁーて、今日こそは決着つけてやるからな!」




特に、長男おそ松とは何かと張り合い競い合っている(と言っても、殆どが低レベルな喧嘩)仲で他の松に比べて一緒に過ごす時間も比較的多い






仲が悪いわけではないのだが、特別良いわけでもない


ある意味“特別"な関係なのかも知れないが、彼女はそのことに何も気づいていない









今日もまた何も変わらない一日を過ごすのだろう





彼女にとっての日常を(変わってしまった彼の日常を)









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「あれ、おそ松兄さんは?」

「今日もパチンコに行くって言ってたよ!!
カラ松兄さんとチョロ松兄さんもどっか行っちゃった!」

「ふぅーん…じゃあ、今家にいるのって一松兄さんと十四松兄さんと僕の三人だけ?」

「そうなるね。でも…あの様子だと今日も帰り早いと思うよ」

「おそ松兄さん、お財布忘れてるしね!」

「うわっ…何それ分かりやす」

「…あの人普段は相変わらず腹立つ程ウザいしクズだけど、やっぱりショックは隠しきれないんじゃない?

珍しく本気だったし…」

「出来るものなら僕達も何とかしてあげたいけど、こればっかりはね…」

「でも諦めてはないよね!!おそ松兄さん、大丈夫だって言ってたし!!」

「まぁ…ね。何を根拠にそう言ってるのか分かんないけど」







そして、彼女はまた気付かない



自身の身を脅かし、辛く苦しい想いをすることとなった全ての元凶を…









笑顔の裏で日々苦悩している人物がいることも





その人物を支え力になろうと見守っている存在にも









彼女はまだ気付かない




忘れたまま(・・・・・)彼女の一日は、また始まって終わるのだった

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設定タグ:おそ松さん , 松野おそ松 , おそ松   
作品ジャンル:恋愛
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たぴおか。(プロフ) - シーシャさんの夢の書き方すごく好きです!話も面白いし、これからも更新頑張ってください! (2018年4月12日 14時) (レス) id: 8f39d2ade4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シーシャ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/C-SHA/  
作成日時:2018年2月6日 3時

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