<文スト>愛されなくて何が悪い<双黒>

8話 ページ9

「えっと...その...有難う御座いました。太宰幹部」

「良いんだよ。本当の君が見れたし困った事があったら遠慮せず来てね」

「あ...有難う御座います...！！」(ペコッ)

「(ん”〜...可愛い)」

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太宰幹部優しいなぁ...皆とは違う...

ドンッ！！

「あぅっ...！あ...その、すみません！」

「そう怯えんなよ。乱暴なんてしねぇよ...手前ぇは...」

ぶつかってしまったのはマフィアの五大幹部の一人中原幹部だった。

なんて事をしているんだ私...周りを見ることすら出来ないのか...

「おい、アンタ」

「は、はい...？」

「あの糞太宰が言ってたAってやつか？」

太宰幹部が中原幹部に私のこよを話した...？

っ！！じゃああの事もっ...！？？！！

「あ...あの...失礼ですが、私の事何処まで聞きましたか...？」

「あー...そうだな..."可愛い"とか"心中したい"とか、良いことしか言ってなかったなぁ...」

...よ、良かった〜...

「てか、手前ぇ噂とは全然違うな」

...は？噂...？

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