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番外編 ハロウィンの日のデート ページ29

今日はハロウィンだけど、センラさんがわざわざそのようなイベントのことを聞いてくるとはあまり思えない。
ハロウィン以外のことを考えてみるも、全然思いつかずダメ元でハロウィンですか?と聞いてみる。


「そう!今日はハロウィンですね。」


あれ、ハロウィンであってるのか。
でも、ハロウィンだから何なんだろう?


「それでハロウィンで何なんですか?」
「えー?Aは鈍感やな〜」


そう言ったセンラさんは子供のように右手を私に差し出してこう言った。


「Trick or Treat」


無駄に発音がよく思わず吹き出しそうになるのを抑えて、あ、お菓子かとカバンの中を探すも生憎お菓子の袋は一向に見当たらない。


「ごめんなさい。今お菓子持ってないんですよ」


申し訳ないと思いながら言うとセンラさんは逆に嬉しそうな顔をしている。
まるで、ない事を望んでたみたいに。


「そっかー。じゃあしゃあないなー。A目ぇつぶって俺がいいって言うまで開けんでや?」
「え?」


センラさんが言ったことに驚きつつも、センラさんの指示に従う。
私が目を瞑ったことを確認したセンラさんは私の手を引いてとある部屋に入った。


「はい。開けていいよ」


センラさんの声で目を開けるとそこは寝室だった
まさか…


そう思った頃にはもう遅く、私はセンラさんの手によってベットへと押し倒された。
センラさんは私の耳元に近づきこう囁いた。


「お菓子持ってないんだったらイタズラしちゃおうかな」


急に耳に入ってくる甘い声に思わず肩が震えた。


私の反応をセンラさんは面白がったように笑って、また私に言った


「それとも甘いAをくれる?」
「えっ…」


そういった頃にはもう口はゼロ距離だった。
そのキスはきっとどんなお菓子よりも甘いのだろう。



--------キリトリ線--------

リクエスト遅くなってしまって本当にすいません!
作者自身の生活に少し大変なことが起きてしまってので、更新することが出来ませんでした…


その後のお話ということで今日はちょうどハロウィンでしたのでハロウィンの日のデートという設定で書かせて頂きました!
楽しんで頂けたら幸いです!

終わり ログインすれば
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2022年6月6日 16時) (レス) @page29 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - もちさん» 返信遅くなっちゃってごめんなさい!リクエストありがとうございます!少々お待ちくださいね! (2019年10月2日 21時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - できたらその後の話が見たいです!お願いしますぅぅぅぅ((泣 (2019年9月28日 9時) (レス) id: cb8f9b9e68 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - 皇 惺羅@スメラギ葉無さん» コメントありがとうございます!頑張りますね (2019年9月10日 21時) (レス) id: 9c73988fd7 (このIDを非表示/違反報告)
皇 惺羅@スメラギ葉無(プロフ) - こういうお話好きです!頑張ってくださいね (2019年9月9日 20時) (レス) id: d3b39c4d26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハチミツ | 作成日時:2019年9月9日 14時

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