今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:3,036 hit
小|中|大
180話 ページ31
『そういえば、真冬くんは奏ちゃんとは仲良くしないの?』
ま「え、仲良く…してるつもりですけど……」
『…奏ちゃん、真冬くんみたいな弟欲しいって…もう少し距離感を近くしても良いんじゃないかな?
それに、いずれ家族になるでしょ?』
…何か自分で言って少し照れる。
でも、本当の事だし…うん……ね?
ま「エレンはそんなに僕と吾妻さんに仲良くして欲しいですか?」
真冬くんは少し悲しそうな目でこちらを見つめた。
『うーん、そりゃ…二人で出掛けるとかになったら嫌だよ?
でも…やっぱり私としてももう少し仲良くなって欲しいなって。
同級生じゃん?だからせめて…奏さんって呼んであげたら?』
そして、姉弟みたいになって欲しい。
そう伝えると少し考えた様子を見せた後、真冬くんは笑顔で分かりました!と言った。
ま「にしても、あの親どうしましょうね…」
『……そうだよね。奏ちゃんはまだしも…私達までずっとお邪魔させていただく訳には行かないし。
親がもう諦めてくれたら良いんだけれど』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ