氷兎-128(誤字修正) ページ35
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空は真っ青な晴天。そよりと漂うわたがしのような白い雲に、頬を撫でるような生暖かい風。
そして、年齢も背も大小様々のたくさんの人々。
ただし、大半数が男を占めているこの場所。
河原除く1年と木吉たちは、熱気が著しく溢れるストバスへと来ていた。
「あのさ、なんで…
先輩と藍野がいんの…ですか」
「私は断ったのですが無理やり…」
Aも黒いウィッグを被ってストバスへと来ていた。…否、木吉に半ば強引に連れられて来ていた。
―もう私はバスケと関わりたくないのです。
そんな思いを知らずに、木吉は無理やり連れてきた。
もうAはバスケを見る事すら辛くなっていた。
胸に圧迫感が押し寄せて、今でも爆発しそうなのだ。
満タンの水が入った水風船のように。
Aはそれを胸に抑えこむ。
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霧芽 栞(プロフ) - 藍華さん» コメントありがとうございます!この夢主ちゃんは結構考えて作ったのでそう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります! 誤字・・・恥ずかしいです。ご指摘ありがとうございます! (2015年1月1日 15時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - すごく面白いです。設定ブレしないところとか尊敬します…!更新頑張って下さい!あと、失礼かとは思いますが…半ば(なかば)がはんばになってますよ! (2014年12月30日 20時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)
霧芽 栞(プロフ) - ギアさん» 楽しみだなんてありがたいお言葉ありがとうございますっ!!もっとおもしろく表現豊かになるように精進しますヽ(・∀・)ノ (2014年12月10日 19時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
霧芽 栞(プロフ) - 瑠璃音さん» 入り込んでもらえて嬉しいです!(*´∀`*)こういう夢主ちゃん書きたかったんです。少しずつ変わっていく夢主ちゃんを見ていただければなあ、と思います! (2014年12月10日 19時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
ギア - とても面白いです。更新頑張ってください。楽しみに待ってます! (2014年12月9日 22時) (レス) id: d4a7c15fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧芽 栞 | 作成日時:2014年10月19日 21時