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氷兎-120 ページ27

そうだ、私は今吉先輩と遭遇してその後…


_____何をしていたんでしたっけ?

気のせいか、何か見たような気も…




「Aちゃん、どうしたの?」




「…あの、私_____」




Aは今吉と遭遇した後の記憶がない。
そう言おうとしたのだが、複数の影がドタドタと音を立てて彼女の元へ駆け寄って行ったため言えなかった。




「藍野、大丈「大丈夫か藍野!?」



タオルで汗を拭きながら歩み寄ってきた日向の声を遮り、河原が大声で駆け寄りながら言う。



「大丈夫!?数時間寝てたんだよ!!」


「気持ち悪いとかないか!?熱は!?病「はい黙ってー」




降旗が三白眼を見開き駆け寄る。
福田に至ってはAの肩に掴みかかりそうな勢いだ。
そこへ伊月がまざまざと心配している一年生三人組をハリセンで叩き、べしっといい音を立てる。




「まあまあ、気持ちはわかるが落ち着けよ」


「お前は落ち着きすぎだダァホ!」




幼馴染の木吉は笑顔で言い、日向はいつも通りツッコむ。
Aが真っ青な顔で倒れたというのに、既にいつも通りの日常風景となっている。



「…」


「ってもうこんな時間!早く体育館出ないと停部になるわよ!」




リコの一声で誠凛バスケ部は急いで支度をする。
Aに飛びついていた1年たちも、リコの声で急いで離れる。
そんな中、幼馴染の彼は考えていた。




(今、笑ったよな?)

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設定タグ:黒子のバスケ , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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霧芽 栞(プロフ) - 藍華さん» コメントありがとうございます!この夢主ちゃんは結構考えて作ったのでそう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります! 誤字・・・恥ずかしいです。ご指摘ありがとうございます! (2015年1月1日 15時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - すごく面白いです。設定ブレしないところとか尊敬します…!更新頑張って下さい!あと、失礼かとは思いますが…半ば(なかば)がはんばになってますよ! (2014年12月30日 20時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)
霧芽 栞(プロフ) - ギアさん» 楽しみだなんてありがたいお言葉ありがとうございますっ!!もっとおもしろく表現豊かになるように精進しますヽ(・∀・)ノ (2014年12月10日 19時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
霧芽 栞(プロフ) - 瑠璃音さん» 入り込んでもらえて嬉しいです!(*´∀`*)こういう夢主ちゃん書きたかったんです。少しずつ変わっていく夢主ちゃんを見ていただければなあ、と思います! (2014年12月10日 19時) (レス) id: a7aa7963e8 (このIDを非表示/違反報告)
ギア - とても面白いです。更新頑張ってください。楽しみに待ってます! (2014年12月9日 22時) (レス) id: d4a7c15fe4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧芽 栞 | 作成日時:2014年10月19日 21時

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