早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】Part6。

198**感動の再会？** ページ26

輝「しゅんもリコも久しぶり〜♪どうしたの!?来るなら来るって言ってくれればいいのに!!」

伊月「おー、輝久しぶりだなー。いやぁ、ギリギリまで練習が休みになるかわからなくてさ。」

リコ「輝その衣装可愛〜い〜♪」

輝「ありがと！リコもその服可愛いよ！しゅんもその服似合ってる!カッコいいよ！」

伊月「おいおい、褒めたって何も出ないぞ？」


何やらトークが始まってしまった。

というか、え？お兄さんは皆で無視？



日向「……ﾊｯ!!おい、輝!!俺は!?!?」



ようやく金縛りから解けたであろうお兄さんが話しかける。

しかし輝は悪びれることもなくしれっといったのだ。




輝「あれ？じゅんぺーいたんだ。」




それはわざとなの輝？もう私どうしたらいいんだろう...




輝「えー、じゅんぺー何しに来たの？」

日向「輝ひどくない!?折角お兄ちゃんが来たのに...」

輝「どうせ来るならよーへー連れてきてよぉ。」

日向「だぁあああああ陽平のやろぉおおおおおっ!!」


リコ「はいはい、日向君静かにしなさい。お店の人に迷惑でしょ？」

伊月「そうだよ、日向。」

日向「あ、はい...。って伊月テメェ輝から離れやがれ!!!!いつまで抱き付いてんだよ!!!!」

伊月「輝に言ってよ;;」

日向「輝っ、伊月から離れろ!!そして俺のとこ来い!!いや来てくださいお願いします!!」

輝「やだよ〜、じゅんぺーよりしゅんがいい。」

日向「伊月やっぱ死ねぇえええええ!!!」

リコ「あ〜もぉ!!!うるさいってば!!」



完全空気となってしまった私。

というか輝も輝だけど、お兄さんもお兄さんなのでは;;

さすがにちょっときもちわ(((((引くかも;;;



横目に店内を見ると、嫌なものが見えてしまった。

なぜかドロドロしい気をまとった人物はこちらに向かってきた。


え!?なんでこっちに向かってくんのよ!!

つーかモデルがそんな恐ろしい形相していいと思ってんの!?!?



その人物、黄瀬はこちらまでくると私の手を取ってうんとした笑顔で言った。




黄瀬「浦城センパイ、俺とデートしましょ？」




泉「は!?あんた何考えて」

黄瀬「ほーら、行きましょ！」


強引に私を連れ出す黄瀬。

というか半径１０ｍの女子から恨みのこもった視線感じるんですけど......;;




そして、はしゃいでいた輝も私たちのことを茫然と見ていたのでした。

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