早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】Part6。

196**再会** ページ24

早川と別れた後、ミツヒロ君を私のロッカーにしまい、その辺ぶーらぶら...

正直行くとこないんだよねぇー…



泉「んー…私もクラスのとこ行こうかな？」



私は足を自分のクラスに向けた。

私のクラス２年６組は甘味処。店員が袴を着て接待をするのがウリである。

桜も輝もきっと可愛いんだろうなぁ...


思わず頬がにやけるのを抑える。

すれ違う人に変に見られなければいいんだけど…;;;


海常祭なだけあって、私服で来ている人が多い。

勿論制服の人もいるし、仮装で出歩く強者までいる。




「……あの、すんません。２年６組の出し物にいきてぇんだけど...」



不意に声をかけられた。

声をかけてきたのは私よりほんの少し身長の高い(たぶん笠松先輩くらい)私服でメガネをかけた青年。

はて、どこかで会ったような……？


後ろにいるのはこれまた私服を着た男性と女性。

あっれ？･･･女性の方もどこかで………




「………ひょっとして…泉………？」




女性の口から私の名前が出てビックリする。

それと同時に、私の脳内に夏の合宿の記憶がよみがえる。




泉「リコ!?と、輝のお兄さん!?!?!?」

リコ「あ!!やっぱり泉〜!!髪短いから気づかなかった〜ww」

日向「あぁああああ!!!お前海常でぶっ倒れたマネ!!!」



そうだそうだ!!

夏の合宿、誠凛と合同合宿になったとき、リコと仲良くなったのだ。

あ、あれ？でももう一人の人誰だろ……う〜ん………;;



「あ〜。輝の友達かぁ……これぞ再会って奴かﾊｯ!!サイン会で再会……ktkr!!!!」

日向「伊月マジ黙れ。」



この人顔はイケメンなのに、一番いい笑顔で渾身の寒いギャグ言いやがった;;

ん？駄洒落？？



『しゅんってば暇さえあれば駄洒落ばっか言うんだよぉ〜？キタコレ！てね？』




泉「あっ、しゅん！」



思わず口に手を当てる。

しまった、やらかした;;

伊月君だけでなく、お兄さんやリコまでも目を丸くする。



泉「ご、ごめんなさいっ!!//輝が伊月君のことそう呼んでたからっ!!!//」

伊月「あーなるほどな。でも実際は初めまして、かな？
俺は誠凛２年の伊月俊。よろしくね？」

泉「う、浦城です!!輝からいつ…もではないけど、伊月君の話は聞いてます;;」

伊月「ww浦城さんって正直だなぁwﾊｯ!!浦城の裏、白いよ？ktkr!!!!!」



思わず冷めた目を送ってしまうのは許してほしい。

そういえば、森山先輩にも送ったなぁ……何これデジャブ？

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