かまってちゃんとかまって君 【luz】

番外編 ページ49

今日は流星群が見えるみたいですよ。









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「今日は暇だなぁ。」









お店にもあまりお客様が居らず、暇を持て余していた。









「ん？」









Twitterを見ていると、とある文字が。









「こと座流星群…？」









なんじゃそりゃ。









いや、流星群だよ。












虚しすぎる。1人でボケて1人でつっこむ。









「星のキーホルダー…欲しいな。」









不覚にも思わず言葉を漏らす。









思い立った私は、歌詞太郎さんに連絡をした。









「それなら任せてよ！俺から2人へプレゼントってことで！今度、料理奢ってくれるってことで！」









「それ、プレゼントじゃないですよね…。でも、助かりました！」









本当、頼れる人だなぁ。









すると、るすくんからLINEが来た。









「今日の夜遅い時間暇？」









「暇です。」









我ながら早い返信だと思う。だって数秒で返信だもの。









「おお、既読早いw寒いと思うから暖かい格好してきてな〜」









お店まで迎えに来るとの事で、気を使わせてしまったみたいで申し訳ない。









「うん、るすくんからのLINE待ってた。」









…なんか恥ずかしいな、











「ありがとう」









嬉しすぎて毛根からアドレナリンでそう…









夜になり、歌詞太郎さんが来た。









「ごめん！遅くなって！これ、はい！うちの商品なんだ！」









そういって差し出してきた二つの箱には、歌詞太郎さんが働いているアンティークショップのロゴが。









「これ、新商品だから！」









じゃあね！っと軽快に去っていった歌詞太郎さん。









暫くすると、るすくんも来た。









「すまん、外でまっとった？」









「ううん、大丈夫。」









良い香りのするるすくん。









もう、私変態かも。









ムードぶち壊しの中、近くの山へ向かうと意外にも人が多かった。









「これ、お揃いなんだ。」









先ほどのキーホルダーだ。









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