絵本ノ幻想(Dｸﾞﾚ)

広ーい教団 ページ17

へ「もう行っていいぞ」

コ「じゃあラビに教団の案内をお願いするね。」

ラ「あいよー」

コ「アレン君には次の任務に行ってもらうよ」

ァ「はい、じゃあ行ってくるね」

と、少女の頭に軽く手を乗っけました。

ラ「じゃあ教団回るさよ。広いから迷子になるなよー」

少女を見るとまた裾をつかんでいた。

ラ「(癖なんさ？)食堂、この人ジェリーな。言えば何でも作ってくれるさよ。」

ジェリー(以下ジェ)「まぁ可愛い☆新人さん名前は？何でも作るわよ」

A「・・・。」

ラ「ちょーと訳ありなんさぁ」
――――――――・・・
ラ「談話室、図書室、化学班、修練場でここが、自室。俺とアレンが両隣に居るさ」

少女の自室はチェス盤の床と黒棚のベット、壁一面の窓、とシンプルなデザイン。

ラ「好きに使っていいんさよ、俺なんか本の倉庫になってるんさ。後は飯の時に呼びに来るさ、それまで休んでな。」

ラビは静かに扉を閉めた。

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