バスケで天才と呼ばれた少女

18話 ページ20

空side

凄い。Aがどんどんパスを出して行く
チームメイトもAにいいプレーを褒められたり、慰められたりして、どんどん笑顔が増えていく

プレーも凄い綺麗だ。DFも上手くて相手に仕事をさせていないし、パスは魔法のように通っていく
凄い沢山練習してきた人のプレーだ
それに凄いバスケが好きなんだろうな
思わず僕も笑顔になった

バレーをしてた男子達も女子の方に釘付けだ
Aの綺麗さに見惚れている奴も多い

男1「Aさんバスケも出来るんだな」
男2「あんなに笑ってるAさん初めてみた」

そんな声も聞こえてくる

すると残り10秒で一点さまで追いついた

ボールはAの手元にある
どうするんだろう

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主人公side

ここであと一本決めれば勝ち
勿論相手はうちをマークしてくる
でもここを決めるのはうちじゃない

「こっちでしょ」

私はパスを出す

女2「！！！！」

「いける！」

すると打ったボールはちゃんと角にあたり入る

女2「入った…」

「ね！ナイスシュートだったよ！」

さっきまであんなに暗かったのに今では満面の笑みで笑ってくれている。楽しかったのなら本当によかった

女5「Aちゃん！」

大きな声でうちを呼び手を掴んでくる
そのせいで周りからの注目もすごい

女5「天才美少女AAちゃんだよね！」
　 「さっきのプレーで思い出したよ！突然雑誌とかにも出なくなったし、髪短くなってるし、大人っぽくなってるから全然気付かなかったけど！」

「！！！！」

皆がざわざわしだす。自分で言うのもなんだが、中学までは多くのテレビや雑誌にも取り上げられていたし、バスケに詳しくなくても知ってる人も多いだろう

女6「あのAちゃん！女バスに是非！」

そして女バスに囲まれる

「か、考えとくね笑」

そこでチャイムが鳴り解散となった

その後も女バスの子達の熱い勧誘があったがとりあえず逃げ切れた

バレてしまったしこれからどうしよう

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空side

さっきの女バスの子の発言に本当に驚いた
通りで上手いわけだ。
名前も一緒なのに全然気付かなかった

本当に昔からプレーが綺麗で人気度も高い選手だった。それに加えてあの容姿、そしてファンへの対応なんかも人気になっていた。

円さんがどこかで見たことあるって言ったたのもそれかもしれない。

Aと一緒にプレーしてみたいかも！

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