296**でき(る)のかな…** ページ8
アヤメ「じゃあ、泉先輩、早川先輩！お先失礼しますねー！」
早川「おー！じゃあ３日になー！！なかむ(ら)もー！！」
中村「いや俺はしばらく浦城と「ｶﾞｼｯ)真也先輩照れないでくださいよ//さあお茶して帰りましょ！」いるのは無理そうだから３日に会おう。それまでしばしの別れ((ｽﾞﾙｽﾞﾙ」
アヤメ「真也先輩ったら、アヤメはもう真也先輩から離れませんわ。お別れなんて一生しませんわよ///」
ズルズルアヤメちゃんに引っ張られる中村を苦笑いで見送る私達。
早川「お(れら)も帰(る)か。」
泉「そうだね。あ、でもその前に出店でたいやき食べたい。」
早川「よし、食って帰(る)か！」
神社の出入り口の出店でたいやきを買って食べながら歩いた。
泉「早川何味ー？」
早川「し(ら)たま入(り)！泉のは？」
泉「ホイップ＆カスタードいちご入り。」
早川「あまっ！？！？つかそれ、たいやき…？」
泉「たいのカタチはしてるよ？でもなんかシュークリーム食べてる気分。」
早川「だ(ろ)うなー;;」
ほくほくたいやきの湯気が立ち上る。
焼きたてうまうまー♪
早川「なぁ、泉。」
泉「何ー？早川。」
早川「……お(れ)、今年か(ら)主将なんだよな。」
泉「何を今更。そうね。」
何やら妙に静かな早川。静かな早川は早川でなんか変な感じだなぁ…
甘々なたいやきをまた一口頬張った私に、早川はつぶやいた。
「……でき(る)のかな、お(れ)に。」
私の口の中でたいやきがどろりと解ける感覚がゆっくりに感じた。
斜め上にある早川の表情にどこか影が見えた。
早川「正直まだ実感ないんだ、お(れ)。
監督か(ら)発表さ(れ)た時も、実力が認め(られ)たう(れ)しさ半分、キャプテ…笠松さんみたいに皆をまとめ(る)ことでき(る)のかなっていう不安な気持ちが半分合った。
笠松さんは最後までお(れ)達を引っ張ってく(れ)た。
その笠松さんの代わ(り)をお(れ)なんかができ(る)のかなって……
お(れ、リ)バウンドしかと(り)えないし、部員をまとめ(る)なら明(ら)かになかむ(ら)の方が向いて(る)。
そんなお(れ)に他の部員は納得してないかもし(れ)ない。
泉、お(れ)怖いよ。
お(れ)に笠松さんみたいな(り)っぱな人の代わ(り)ができ(る)のかな………」
問いかけてきた早川の目は、昔の早川の目に似ていた。
どうしようもなく不安になって助けを求めてきた、少年の目に。
私は口の中に留めていたたいやきを飲み込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
【青空】(プロフ) - ななさん» 何度もコメントありがとうございます(´ﾉω；`)すいませんネタがなくてぇ...(-∀-`; )思い付き次第更新していきますので!!! (2015年12月6日 12時) (
レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 早川君の小説があまりにも少ないのでずっと待ってます!!! (2015年12月6日 9時) (レス) id: f017821080 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ダンバルんばさん» ありがとうございます(´ﾉω；`)更新できなくて申し訳ないです！投げ出す気はございませんので、お付き合いいただけたら嬉しいです(´-ω-`) (2015年11月30日 8時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
ダンバルんば - 青空さんの小説読んでます！早川君の小説は両手で数える程度しかないので是非とも更新を続けて欲しいです！お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください(･0･)ゞ (2015年11月30日 3時) (レス) id: e15de8898f (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ななさん» わざわざありがとうございます(´ﾉω；`)最近更新できてなくてごめんなさい(´｡･д人)ﾞ (2015年11月24日 21時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sorairo7491/
作成日時：2015年7月12日 14時
