早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】Part9。

305**諦めた** ページ17

早川「さーてと、どうするかなー。」

と早川が周りがキョロキョロと見渡し、私はドキリと高鳴る。


なんかイロイロいつも通りだったから普通だったけど・・・これデートなんだよね///

そ、そう思うと、な、なんか緊張してきた―――///！！！


で、デート？っていったら夏に中村とでかけたり、海常祭ぐらいで………

うん、あれらはなんというか、男友達と遊ぶって感覚？？

デートとは程遠いよなー…中村とのなんて中村スムーズすぎて記憶薄いし夕方のでぶっとんだし。

今度こそちゃんとしたデートを…！！！


早川「んじゃ泉！！あそこ行こうぜ！！」

泉「へ///！？あ、どこどこ//！？」


早川が指す先にはウォータースライダーがあった。

そして早川の目はとても輝いており、例えるなら、飼い主にボールを投げてと請う忠犬のような...


はーはっは、私忘れてたよ。

ここまで考えてくれたけど、所詮早川充洋とは単純な男である。

遊具施設に来たら、【 遊 ぶ 】一択しかない。それ以外などあるわけがない。



泉「………早川あんたねぇ、バカじゃないの…？」



私はため息をついて、ほどいていた髪をゴムでお団子に結う。

頭にクエスチョンマークを浮かべてくびをかしげる早川。

そんな早川に私はある一点を指して言った。




泉「…プールに来たら、まずは四の五の言わず超絶叫系スプラッシュスライダーに決まってるじゃない！！」




▼泉は甘々なデートを諦めて、全力で遊ぶを選択した。


早川「えぇいきな(り)！？そ(れ)って心臓にわ(る)くないか！？！？」

泉「何ジジくさいこと言ってるのよ。男は黙って絶叫系でしょ？」

早川「泉は女だ(ろ)！？！？まぁ、泉がいいな(ら)いいけど…。」

泉「ならさっさと行くわよ。午前中に制覇しちゃうから！」

早川「午前中ってあと2時間で！？！？」

泉「え、だってお昼食べた後にスライダーは気持ち悪くない？」

早川「そこは心配す(る)のか！？」



＋・＋・＋・＋



中村「この作品をお読みの皆様はプールに入る際はきちんと準備運動をしてから入りましょう。

また浦城達のようにいきなりスライダーなど過激なものをすると心臓発作やらなんかがあることがあります。若くてもなる可能性はあります。

プールでは徐々に慣れたころにスライダーを行う方がオススメです。」


媛路「中村、誰に向かって言ってるの;;？」

中村「画面の向こう側の人へのお願い。」

媛路「は;;」

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