早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】Part9。

304**厳重注意** ページ16

それなりに時間をかけて去年の水着をギリギリに着て待ち合わせの場所へと向かう。

きょ、去年よりちょいっと太った…？基礎代謝下がったのかなぁ……

そういえば2学期ほとんど早川の漕ぐ自転車の後ろに乗ってたからそのせいか…？

うん！！きっとそれだ原因！！！

３学期からはまた私も自分で漕ぐから基礎代謝も元に戻る…ハズ。


現実逃((もとい、自己分析を終え、早川を探す。

たぶん私より先に着替えが終わっていると思うんだけど……

キョロキョロとしながら周りを見回すと、周りより頭一つとびぬけた顔があった。

相変わらず…見つけやすいなぁ……;;


向こうも気づいたのか手を挙げて振った。

泉「お待たせ―、早川。待った？」

早川「おう！といっても５分く(ら)いだけどなww！」

泉「え！？なんか微妙な時間;;ご、ごめん？？」

早川「気にすんなってww」


笑い飛ばす早川は普通にひざ丈の海パン、去年見た時より筋肉増えてんなー…

泉「早川お腹周り(筋肉で)太くなったね。」

早川「待って泉！そ(れ)じゃ、お(れ)がデブになったようにしか聞こえないか(ら)！！！」


「ダイエットし(ろ)ってこと…？」とつぶやく早川。あれ？なんで？？

筋肉がついたのはいいことだよね？バスケ部員だし、当然なのに…


早川「そ、そういう泉だって去年よ(り)太ったよな！胸囲とか特((ﾒｷｯ」

泉「あらやだ早川サンったら、ついこの前注意したばっかりだったのに★」

早川「ﾒｷﾒｷﾒｷ)))うぉおおお！！！(り)ふじん！！なんでぇええ;;！？！？」


この野郎…早川……人が現実逃避していたことを…つーか注意２回目だぞｺﾞﾗｧ

「せいやっ」という掛け声と共に顔面を掴んだ手に一層の力を籠める。

早川「うぉおおお！！頭蓋骨が割(れる)ぅうう;;;！！泉すいませんでした！！もう二度と思ってても言いません！！言いませんか(ら)マジ放してぇぇえええ！！！」

泉「よろしい★」

周りの視線が痛いためやめたが、正直疑いしか残らない。

だって２回目だし、厳重注意は２回までだからね、早川。

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