347**エピローグ〜新たなる始まり〜 ページ29
桜「ふぇ...泉ちゃ〜〜ん(泣」
泉「もぉ〜;;なんで桜が泣くの。」
4月。始まりの季節だというのに、桜は未だ別れの季節にいる。
桜「だってぇっ、ずっと同じクラスだったのにぃ...っ」
泉「桜には輝がいるじゃない;;」
桜「そういう問題じゃないのぉ〜っ!!」
残念なことに2年間一緒だった桜と輝とは別クラスになってしまったのだ。
輝「まあまあ、泉にとっては嬉しいんじゃない?」
そうニヤニヤする輝。
いや、私だって寂しいからね!?
「...まさか早川と三年間一緒なクラスになるとはな。」
「今年もよ(ろ)しくな、なかむ(ら)。おーい泉、先生来るぞ?」
でも、代わりに嬉しいこともある。
輝「あーあ、嬉しそうな顔しちゃって。」
桜「泉ちゃん、休み時間いっぱい話そうねぇ...(泣」
泉「当り前じゃない。」
そう一時の別れを言って、私は二人とは別の教室へと入っていった。
.
.
早川「よし!!じゃあ今日か(ら)新しい海常バスケ部の始まりだな!!」
新学期初めての練習。
早川が立派にそう言った。
泉「いや、でもこう思い返すとあの早川が主将っていうのも不思議な感覚なんだよね...」
黄瀬「確かにそうっスねぇ...;;」
泉「あの小学生の時泣きべそばっかりかいていた早川が主将とか、立派になったなぁって。」
黄瀬「思い返しすぎでしょ!?てか嘘...早川センパイが泣きべそ??信じがたいっス。」
中村「そうか?俺は媛路が正Cになったことの方が驚きだけど。」
中村がさらっと言う。
そう、小堀先輩が卒業した後正Cになったのは、SFだった2年の媛路君だった。
媛路「そ、そう?」
中村「てっきり、黄瀬を引きずりおろして正SFとして上り詰めてくれるかと。」
媛路「すいません、無理でした;;」
黄瀬「中村センパイは俺に何か恨みでもあるんスか;;?」
アヤメ「ふふっ、アヤメも真也先輩たちのために尽力を尽くしますわ。」
泉「頼りにしてるよ、アヤメちゃん。」
武内「全員そろったな。今日はまず走り込みから昨日と同じメニューだ。」
「「「「はいっ!!」」」」
監督の言葉に部員は外に、私たちマネージャーは仕事へ。
皆目指すは日本一。
新生海常バスケ部の始動だ。
早口熱血漢×武闘派少女ってアリ?【早川充洋】・完
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寿@カズ - お疲れ様でしたー!!大分前みたいですが、完結おめでとうございます!!楽しい話をありがとうございました。 (2017年2月5日 12時) (レス) id: 732640604c (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - 全部読ませてもらいました!!すごく面白いですし感動しました!!中村と早川のやりとりも最高でした!!! (2016年12月13日 16時) (レス) id: 52b53d1d24 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - すごく、面白い、いっぱい泣けました! (2016年9月4日 22時) (レス) id: 29e6f8a221 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ちぃにゃさん» ありがとうございます( ;∀;)読みやすいとか初めて言われましたΣ(゚ω゚)だらだら長い話の中に一つでも気に入っていただけた話があれば嬉しいです(*´▽`*) (2016年4月6日 9時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃにゃ(プロフ) - 遅くなってすみません!完結おめでとう御座います!毎回楽しく読ませて貰っていました。非常に読みやすい文章で面白かったです。幸せなひと時を有難う御座いました! (2016年4月5日 11時) (レス) id: 5cc14c937a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/sorairo7491/
作成日時:2016年1月18日 18時