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332**説得** ページ14

母「まぁ!?ご両親とも出張なの?それで家には陽和さんだけなの!?」

父「確かに家に年頃の女の子一人だけというのは心もとないな。」

泉「そうでしょ?だから3日くらい家に泊めさせてあげて!いいでしょ!?」


仕事場から帰ってきたお父さんとお母さんに私は陽和先輩を家に泊めるためにお願いした。

返答は結構あっさりと「いいわ。」の一言だった。


陽和「ご迷惑おかけします...母が帰ってきたらいくらか払いますので...」

母「そんなそんないいわよ!にしても懐かしいわねぇ、昔は充洋君がよく泊まりに来てたのよぉ〜」

泉「お母さん!!その話はしなくていいからっ///!!」

父「さあ、もう決まったことだ。そろそろ夕飯を食べようじゃないか。」



そう笑ってダイニングに向かうお父さんたちに嘘をついたことにちょっぴり申し訳なさを感じる。



泉「あ。先輩アレルギーとかあったりします?牛乳飲むとお腹壊すとか。」

陽和「ううん、大丈夫。ありがとう。」


その日は珍しく、普段手伝うことがまれな朝人も美夜も手伝った。

あれか、陽和先輩というお客さんがいるからかな?ならずっと陽和先輩にいてほしい。


母「陽和さん味どう?濃くなぁい?」

陽和「ちょうど良くて美味しいです。」

朝人「良かったな泉姉ww唯一の得意だもんな、家事キシシww」

泉「そうねー、普段手伝ってくれない誰かさんのおかげでね(怒」


父「陽和さん、うちの泉学校じゃどうだい?迷惑かけてないかい?」

陽和「とんでもないです。泉さんがいてくれて本当に助かってます。
この間も、ちょっと困った一年生をボクの代わりにしっかり指導してくれて、頭が上がらないです;;」

美夜「うっそ!!あのお姉ちゃんがぁ〜?」

朝人「あれかwww恐怖政治って奴〜w?片っ端から投げ飛ばしたとかw」

泉「朝人表出なさい、シメてあげるから。」

朝人「ほら出た恐怖政治〜ww」


母「もうっあんたたち!!少しは落ち着いて食事できないの!?」


ギャーギャーうるさいいつもの食卓。

その食卓を見て陽和先輩は柔らかく笑っていたのだった。

333**本当は**→←331**来訪者**



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寿@カズ - お疲れ様でしたー!!大分前みたいですが、完結おめでとうございます!!楽しい話をありがとうございました。 (2017年2月5日 12時) (レス) id: 732640604c (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - 全部読ませてもらいました!!すごく面白いですし感動しました!!中村と早川のやりとりも最高でした!!! (2016年12月13日 16時) (レス) id: 52b53d1d24 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく、面白い、いっぱい泣けました! (2016年9月4日 22時) (レス) id: 29e6f8a221 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ちぃにゃさん» ありがとうございます( ;∀;)読みやすいとか初めて言われましたΣ(゚ω゚)だらだら長い話の中に一つでも気に入っていただけた話があれば嬉しいです(*´▽`*) (2016年4月6日 9時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃにゃ(プロフ) - 遅くなってすみません!完結おめでとう御座います!毎回楽しく読ませて貰っていました。非常に読みやすい文章で面白かったです。幸せなひと時を有難う御座いました! (2016年4月5日 11時) (レス) id: 5cc14c937a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/sorairo7491/  
作成日時:2016年1月18日 18時

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