最後の試合 ページ11
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俺らが入部してから、５ヶ月が経ち
俺らにとっての一回目の
先輩達にとって、最後の春高が
惜しくも準々決勝敗退で終わった。
「お前ら…ちゃんとやっていけよ」
「おい！練習まともにやんなかったらぶっ殺すかんな！」
猫嶺先輩も
静那先輩も
ほかの、三年生も
俺達にボロクソ言いながらも
涙を流して笑って。
つられて俺らも、涙が溢れた。
「ごめっ…なさい……っ！もっと、練習方法とか、見直せば…勝てたのにっ！！！」
「！？」
初めて、見た。
先輩を思って泣いた、その涙も
いつも、前向きだった笑顔が
全部崩れて泣いているAを見るのは。
「ちょっ、お前まで泣くなよ！」
「そうだぞ。お前の笑顔があったから、ここまでこれたんだ」
「でもっ……！！」
「…Aのお陰で、みんな強くなって、ここまで来たんだぞ」
海が肩に手を置いて
優しく撫でる。
「っ……」
本当だ。お前がいたからこそ
ここまできたんだ。
Aは、静かに頷いて
バシン！と力強く頬を叩いた。
「っ……そうですよね！私が泣いたら、みんな不安になりますもんね！」
「そうだぞ、チビちゃん」
「なっ！？鉄朗くんがでかいだけ！」
笑顔になったAのせいか
和んだ空気のせいか
泣いていた俺達は、いつの間にか笑っていたんだ。
やっぱり、Aはすごい。
コイツがいるから、俺達はあそこまで、上り詰めたんだよな。
「それじゃあ、解散するか」
「おう…！」
二人の主将は
にっ、と笑い、大声で最後の掛け声を交わした。
「「お疲れ様でした！」」
ああやって、三年間を終えることが出来る。
あんな風に、俺も引退してみてぇな。
こいつらと。
「「お疲れ様でした！！」」
張り上げた声は
カラカラに澄み渡る青空に
響きながら、溶けていった。
__________「っ……そうですよね！私が泣いたら、みんな不安になりますもんね！」
この言葉が
後にA自身を縛る言葉になるなんて
想像すらしてなかったんだ。
*.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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美龍の神 - やばいです！超泣きました！（尊敬の眼差し） (2019年11月7日 19時) (
レス) id: 534a87d401 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 占ツクで初めてガチ泣きしました。 やばいわ (2018年9月11日 23時) (レス) id: 419dbc2738 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 音駒バレー部と主人公ちゃん、来世でまた仲間に成れたら良いね(；ω；｀*)いや、仲間に成ってね( ；∀；) (2017年4月16日 11時) (レス) id: e7ac951b9a (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 鳥肌立ちました！感動！ (2016年11月30日 21時) (レス) id: e79d7205f0 (このIDを非表示/違反報告)
夜舞桜(プロフ) - レィナさん» 大丈夫です！人には得意不得意がありますし、私はギャグよりの物があまり書けませんから(＞＜)なので、自分の得意な物を精一杯書けばいいと思いますよ！ (2016年3月6日 6時) (レス) id: 23f500fca8 (このIDを非表示/違反報告)
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