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*episode*40 ページ40

2人がワンピースを持っている環をきつく睨むと、環は名残惜しく逃げていった


ハルヒ「やめてよね、勝手に合成写真作るの」

『人を一体なんだと思ってるんだか…』


常陸院「ふっ…決まってんじゃん…玩具」



光「だからさぁ…退屈な人生を
楽しく過ごすには
刺激的な玩具が必要なんだよ」

『俺らは玩具じゃない…!!』

怒っているふたりを見て、
ニヤニヤしてみている常陸院ブラザーズ



?「玩具…」

常陸院「ん?」



?「玩具…玩具…」

そこには見覚えのないドアの隙間から
顔を覗かせている
黒いマントに身を纏った男の人がいた


?「玩具が好きなら
ぜひ我が部の黒魔術部へ

世界の黒魔術道具市開催中…」


環「はっ…」
なにかの気配を感じ青ざめる環


?「今ならもれなく、素敵な呪い人形の
べるぜねふをプレゼント…」

黒魔術部部長 猫沢梅人



『なんで、あんな隙間から…』

常陸院「ていうか…ドアなんかあったっけ」


鏡夜「猫沢先輩は
明るいところが苦手だからな」


環「あの人に関わらない方がいい…
関われば必ず呪われる…」

いきなり囁いてきた環は
青ざめて恐ろしい顔をしていた


『「なにか根拠でも?」』


環「そう…あれは昨年度末の試験のことだ…
口にするのも恐ろしいが…」



〜回想〜


廊下を歩いている環…


女1「環くんおはよう」

環「あぁ…おはよう」
と清々しく挨拶を返す環


すると何か踏んでしまい、
下を見ると、
環の靴の下にはべるぜねふがいた…


そして後ろでその瞬間を見てしまった猫沢




環「俺が誤ってつい…あの呪い人形
べるぜねふをふんでしまった…あの日…


そのあと受けた試験では、
訳の分からぬ
呪詛のごとき文字が羅列され…

不審に思って辺りを見渡せば…
見知らぬ人間ばかりの
異空間と化していたのだ」


どこかの某少女漫画のように驚く環


ハニー「こわーい…」

ハルヒ「そんな事が…
ホントにあるんですね…」

『いや、教室間違えただけじゃ…』



鏡夜「それは動揺したお前が
勝手にギリシャ語講座を受けていただけだ」

冷静に帳簿を記入しながら
冷静に言う鏡夜に、
予想的中したA


環「ちがーう!!これは呪いだ…!!
そしてその三日後の朝は
足が鉛のように重くなってしまったのだぞ」


『環先輩…何でも猫沢先輩の仕業に
したいだけじゃないですか…』


鏡夜「だから…それは
その三日前がマラソン大会だったろ」

と呆れながら言う鏡夜

*episode*41→←*episode*39



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設定タグ:桜蘭高校ホスト部   
作品ジャンル:ラブコメ
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すぷりんぐ(プロフ) - 有栖さん» ありがとうございます。修正してまいります! (2018年7月30日 23時) (レス) id: 244cf2df4f (このIDを非表示/違反報告)
有栖 - 第二じゃなくて第三だと (2018年7月30日 17時) (レス) id: 498c10caab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すぷりんぐ | 作成日時:2018年7月22日 19時

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