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*episode*27 ページ27

『ハルヒに変な事をする
輩はすべて排除する…』

そう言ってAは男を投げ飛ばしてしまった
そして、壁が壊れてしまっていた


『いっか…』



環「Aっ!!ハルヒっ!!」

そう言って飛び入ってきたが
時すでに遅し、ホスト部の出番はもう無かった


環「えぇ…俺の出番…」

鏡夜「やはり…Aが倒していたか…」

常陸院「A強すぎでしょ…」

ハニー「Aちゃんすごぉ〜い♡」

崇「(゚Д゚)(。_。)」



鏡夜「調査によるとAは
柔道をやっていて
関東大会で優勝していたんだが…
全国大会はお金の問題で行けなかったらしい

そして、中学の頃は
ハルヒに変な事をしようと
試みる輩を片っ端から排除していたらしい…」


『流石に行けるくらいはありましたけど…
その日はダメだったんです』


その説明を聞くと、一瞬だけ固まったが
みんなにこやかになった



環「でもホスト部の
お姫様方が助かってよかった…」


『昔からハルヒを
守るためだけに生きてきたので』

常陸院「Aが逞しく見える…」




男「い…命だけはお助けを…」

そう言って復活した男が
部員達に土下座をした


男「私は…隣町で小さな内科診療所を
営んでおります。藪と申します」


光「藪だってよ藪」

馨「すっげぇーほんとにいるんだ」

常陸院「医者の藪」


勝手な身の上話に呆れた顔をした部員と
鏡夜の病院の医者がいた


藪「はい、実は先日妻と一緒に
出ていった娘にひと目会いたいと
つい学校まで来てしまったのです」

ハルヒ「奥さんと娘さん、
何故出ていってしまったんですか?」



〜回想〜

妻「呆れた!!また借金の保証人になったの!?
もうならないって約束したばっかりでしょ!!」

藪「いやぁ、今度の人は大丈夫
今度は信頼できる人だからぁ〜」

娘「お父さんは家族のことなんか
全然考えてないんだ!!」


妻「帰らせて頂きます!!」

藪「ま、待ってぇええ!!」




藪「と、このように
私は経営が下手でして…
人の頼みを断れず…

借金まみれの生活に愛想をつかされまして…」


みんな呆れた顔をしているのに
環だけは凄く涙を流していた


藪「娘のことを聞いたら
なんと追われる身となってしまって、
ここまで来たのですぅ(泣)」



鏡夜「もしや、お探しの学校は…
公立の王琳学校では?」

藪「そうですが…?」


鏡夜「では…学校違いです
ここは桜蘭学院
娘さんの学校ではありませんよ」




環「鏡夜、隣町の公立の
王琳学校の地図を
この方に見せてあげろ」

*episode*28→←*episode*26



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設定タグ:桜蘭高校ホスト部   
作品ジャンル:ラブコメ
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すぷりんぐ(プロフ) - 有栖さん» ありがとうございます。修正してまいります! (2018年7月30日 23時) (レス) id: 244cf2df4f (このIDを非表示/違反報告)
有栖 - 第二じゃなくて第三だと (2018年7月30日 17時) (レス) id: 498c10caab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すぷりんぐ | 作成日時:2018年7月22日 19時

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