青学の柱は2人のスーパールーキーだった【テニスの王子様】 (ページ36)

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第35話ページ36

～ミツマルスポーツ～

レジに２つの小さな青学テニス部レギュラージャージが置いてあった

店員1「sサイズが２つ……？なんかの間違いじゃないっすか？」

店長「んーーー…ずっと青学テニス部のレギュラー用ジャージを扱ってきたけど、こんな小さいの初めてだよ。しかも2人分。いったい誰が着るんだろうね…」

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～青春台テニスクラブ～

ある日の日曜日

ゆずたちはあるテニスクラブへと来ていた

堀尾「スゲーなカチローの父ちゃん
こんな、立派なテニスクラブでコーチやってんだ！！」

加藤「えへへ」

加藤父「ここのコートを使っていいよ。ただし、他のお客様に迷惑をかけないでね」

加藤「僕のお父さん」

水野「こんにちは！」

越前「ども」

「私まで…すみません……」

加藤父「いやいや、逆に可愛い子は歓迎だよ。君が噂の青学の女子レギュラーだよね」

「はい」

堀尾「なぁー！早くやろうぜ！！」

水野「堀尾くんせっかちすぎるよ」

堀尾「いーじゃねーか！！おい越前！あれ教えろよ、ツイストツイスト！」

越前「やだなぁ…」

？「加藤コーチ！！！！」

いきなり、加藤の父を呼ぶ声が聞こえた

？「昼からのレッスン、しっかり頼むよ」

加藤父「はい、佐々部様。Fコートでお待ちして……」

佐々部「何言ってんだよ！！ここのAコートでいいだろ！？何でFコートまで歩かにゃならんのだ、このワシが！！ほら、この荷物隅まで運んどいてくれ。あー、汚れるから下に置くなよ！」

ドスｯ ……

そう言うと、バッグを加藤の父に投げ渡した

それを見ていたゆずたち

堀尾「なんだぁ？あのオヤジ。えらそうに」

「右に同じ。なんで私たちがどかなきゃいけないんだよ」

加藤「誰なの？？」

加藤父「佐々部っていうウチの常連客だよ…自分勝手で嫌な男だ」

加藤「僕達だったらFコートで…」

加藤父「いや！！ここは一丁父さんがガツンと言ってやる！！」

「おぉ！」

しかし、佐々部が怒りながら加藤の父を呼んだ

佐々部「おい！！早くしろよ！！」

加藤父「はいっ、ただいま」

加藤の父は強く言うことなく、佐々部の言うことを聞いた

堀尾「ガツンと言うんじゃねぇのかよ」

「まぁ…さすが親子」

水野「大変そう」

越前「どこにでもいるよね、ああいうえらそうな奴」