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好きって言ってみた×神威 ページ29







「好き」


いつもは素直になれない私。勇気を出してたまには、なんて軽い気持ちで言ったこの言葉は、神威の心に火をつけちゃったみたい。




「ーーーね、いいでショ?」

「よくない!!離れてってば、」

「えー、A俺のこと好きなんでショ?」

「ーーーっ、それとこれとは別の話!」



キスさせて、とせがんで纏わりつくのは私の彼氏、神威です。

私の放ったあの一言でこんなことになるなんて。

確かに神威のことは好きだけど!いつもは言えなくて今日が少し特別なのも分かるけど!

だからといってキスさせてなんて、私にはハードルが高すぎる。



「神威、ちかい、、」

「だって近くないとキスできないじゃん」

「ーーーっっ、」



彼のスキンシップの激しさには気づいていたけど、こうも真正面からキスしたいなんて言われると照れる照れる。いつまで経っても慣れないなぁ、と思っているのは私だけ。



「A」



不意に真剣な表情で私の名前を呼ぶから、思わずドキッとしてしまって、


その内に私の唇に彼の唇が触れたのを感じた。



「ーーー…っ、ん、」



長いよ、と伝えるために胸を叩いても彼はやめてくれなくて、

何度も角度を変えて重なる行為に私は酸素を求めて口を開く。

待ってましたとばかりに入ってきた彼の舌は私の口内を荒らして、



「ーーーっ、ぷは、」

「鼻で息するんだよ」

「わかってるけど、」

「じゃあもう一回」

「何でそうなるの!」

「練習しようヨ」

「神威がしたいだけでしょ」

「分かってるなら、」


もう一回、ネ?



がっちりと掴まれた両手はびくともしなくて、

彼からしたら私のこの精一杯の抵抗なんてどうってことないんだろうな。



「目、閉じて?」



そう耳元で囁かれれば、私も彼も、快楽の底へ堕ちていく。




(キスしてるときのAって、えろいよね)

((ーーーっっ、ばか!))

離さないでって言ってみた×高杉→←会いたいって言ってみた×土方



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設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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雪うさぎ - トッシーがみたいです! (2019年7月18日 19時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
Y.O18 - 沖田くんと自転車二人乗り...羨ましいっ! (2019年3月31日 9時) (レス) id: e9f436c148 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - ブッハ!!!サイコーですね。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - 了解しました!こんな感じで大丈夫でしたか…?気に入って貰えたら嬉しいです。 (2019年2月21日 12時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
ビスコ(プロフ) - 嫉妬した土方リクエストしま〜す! (2019年2月21日 11時) (レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月17日 17時

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