花の魔術師(♀)はナイトレイブンカレッジに入学したようです

13話 ページ14

「(これは、なるべくはやく契約をした方が良さそうですね……)」


彼女の重要性が変わったアズールはなるべくはやく、使える情報を手に入れるようにしなくてはと思った
マーリンは他の契約者と違い百倍価値がある、数々の薬草を軽々と手に入れられることはアズールは色んな魔法薬を作れると言うこと、契約も幅広くできるし自分の為にも使える
絶対に契約をしてみせるとアズールはいきこんだ



「マーリンさん、またのご来店をお待ちしております」


「ああ、また来るよ」


アズールは絶対に契約すると意思を固めてマーリンを見送った







「ジェイド、マーリンさんの取引材料となる情報を見つけてください」


「おや？マーリンさんの情報は後回しでよかったのでは？」


「あんな希少なものを渡されて後回しになんかできません、あなたわかってて聞いているでしょう。
ともかく、お願いしますよ」



「かしこまりました、アズール」


そんな会話がマーリンの去った後にされていた






そんな中マーリンの心の中こう言っていた

「(めっっっっっっちゃ、企んでる顔してた
希少な花渡さない方がよかったかな？)」


マーリンはアズールの性格が薄々気づいていた、胡散臭い笑顔で利益を求める守銭奴の人物だと
噂も聞いていたから警戒もしていた

あの時、珍しい花持っといてよかったと思う
だって、担がれたぐらいで無料でご飯とか君悪いじゃん
トレイ君から貰うケーキを食べるのとは訳が違う
だからあの食事に見合うものをあげたけど


なんか、逆にダメだった気がする


マーリンの予想は当たりである
マーリンは珍しい薬草を渡した為、アズールは今まで以上に調べたり、借りを作ろうとするだろう


マーリンは乗り越えられるか！？


「まぁ、今はそんなこと考えるより
昨日約束したトレイ君をケーキを食べに行かなくては」



乗り越えられるのかな……



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胃袋を掴みにかかってる描写


攻めるの書きたい

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