memory 37【過去編37】 ページ39
〜白竜side〜
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A「白竜。
もうあんな親の事は忘れなさい。」
Aは振り向き、俺の顔を真っ直ぐ見た。
白竜「忘れる?父上達を……?」
俺は今、言われた言葉が信じられなかった。
白竜「な!!何言ってるんだ、A!!
まだ、会ってもいないのに……!!」
俺は大声で反論した。
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A……………!!
何故だ………!?
何故そんなことを言う………………!??
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A「私は自由になれないから、
せめて貴方にだけでも誇りと
自信をつけさせて、
幸せになってもらいたかったけど、
あんな奴らがいたのでは、
貴方は不幸になるだけよ。」
Aは俺に近づきながらそう言う。
白竜「は……?今なんて…………??」
俺はAの言葉が信じられず、聞いた。
A「あんな奴らは……!!
地獄に行けばいいと言っているのよ……!!!」
Aは怒鳴り、俺を睨んだ。
白竜「……………A……?
何故……!?何故だ!??
何故、急にそんな酷い事を言うんだ!!!」
俺はわけがわからず、叫んだ。
Aはそんな俺を黙って見つめる。
白竜「大丈夫だ!!Aだって………
父上達に会えばきっと……………!!!」
俺がそう言った瞬間、
Aは身体中を震えさせ、
怒りを表にした。
A「どこまで愚かなら………
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気が済むのよ!!!貴方は!!!!」
白竜「!!!」
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ガシャーン!!!
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Aはそう言うと同時に地面に
刺さっている剣の一つを引き抜き、
俺の周りに刺さっている大量の剣を
全部弾き飛ばした。
剣は全部俺達の近くに刺さった。
俺は驚き、思わず身を堅くした。
幸い俺に怪我はなかった。
俺は危うく転けそうになったがなんとか
体制を整えた。
なんとか弾き飛ばされずに
刺さっていた剣を引き抜いた。
白竜「A!??」
Aを見ると、表情は見えなかったが
肩を震わせ、怒りを表にしていた。
A「大切な指輪だったのに……!!
本当に…大切な…二人の……!!!
それを……………!!
それを…………………!!!」
その言葉を聞いた瞬間、
俺は目を見開き、驚いた。
白竜「ちょっ……ちょっと待て…………!!
何故、そのことを知っている!??;」
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匿名 - 作品は好きですが卑怯とか公に書かれるとムカつきます (2017年4月29日 1時) (レス) id: af38697470 (このIDを非表示/違反報告)
d(^ω^)ウ-!! - 白竜に天登って苗字はないよー (2017年1月23日 22時) (レス) id: 18c0f2d86b (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、こちらこそ本当にすみませんでした。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 静香*さん» うん!よかったよ(^_^)ありがとう!がんばるね! (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、間違っていると言っていただきありがとうございますm(_ _)mちょっと、この頃病んでるんではっきり言っていただき本当にありがとうございます。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年11月9日 12時