『あのね、私、』

第４話 ページ4

−平助ＳＩＤＥ−

〜〜次の日〜〜

千鶴「あぁ･･･そんな･･･なんてこと････････」

朝、珍しく早く目が覚めたオレは千鶴の部屋に向かった。

何でかというと･･･まあ昨日のアイツが気になったから。

平助「よぉ〜千鶴〜。おはよ。どうだ･･･あいつの様子ｈ･･･」

千鶴「へ、平助くん！？その、ご、ごめんなさい！

私･･･あぁ、でも･････昨日の夜はちゃんと居たのに･････」

平助「･･････いねぇ･･･」

いなかった。昨日は確かに気を失っててぐったりしてたあいつが･･･

千鶴「ご、ごめんなさい！！」

平助「いや、大丈夫だよ。そう簡単に屯所からは逃げられねぇだろうし･･･。｣

そうだ･･･起き上がってフラフラうろついたって、

この屯所から簡単に抜け出せることなんて･･･

沖田「あれ？千鶴ちゃんに平助くん？土方さんが２人のこと呼んでたよ？」

平助「ひ、土方さんが････････？」

････････嫌な予感しかしなかった。


平助「･･･で･･･なんだ？話ってのは･･･あれ？左之さん？」

土方さんの部屋に入ると左之さんがいた。

左之さんっていうと･･･昨日の夜の巡察の当番だ･･･。

････････絶対嫌なことが起きる。

左之「よぉ･･･俺もよくわかんねぇんだがよ･･･」

土方「いいから２人ともそこに座れ！！」

平助「うっ･･････」

土方「んで？聞かせてもらおうか。

昨日、こいつを連れてきたのはどっちだ？」

？？「うぅ･･････」

平助「っ？！」

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