. ページ48
学秀｢...都内まで来るんだな。僕たちが育った場所が、あのティアマトに破壊されるのか。｣
夏油｢これが現実だ。...だが、私たちが生きている限り何度でもやり直せる。ここに集う戦士たちはそう感じてるようだけど？｣
学秀｢その戦士といえば、何故君たちも協力してくれるんだ？｣
レグルス｢気まぐれ。...僕たちだって長く生きたんだ。ここで死ぬことぐらい...許されるだろ。｣
ジュース｢君たちには何度も迷惑をかけてしまった。ここにはすべての悪役に引導を渡すつもりで来ています。｣
マシュ｢...｣
レグルス｢君とは一度だけ会ったことがあるね。ギルガメッシュと江戸を歩いていたとき、偶然旅行に来ていた女の子...あれ、君だろ。｣
マシュ｢はい。先輩からもらった首飾りを盗まれそうになったとき、あなたとギルガメッシュ王が助けてくれました。...たった一度なのに、あなたたちのことは全く忘れなかった。これも運命でしょうか？｣
レグルス｢僕にとっては奇跡かな。僕ってほら、髪も服も真っ白だろ？おかげで司教だった頃も影が薄かったし、皆にも一瞬で忘れ去られる美しい人って呼ばれてたから。｣
マシュ｢こんなにも美しい人を忘れるなんて...私にはできませんよ。｣
レグルス｢...｣
ジュース｢レグルス、最後に聞かせてくれませんか？彼女にはどうやって口説かれたので？｣
レグルス｢こっちが口説いた。少しずつ距離が近くなって...いっぱいキスしたよ。すごく甘かった。｣
ジュース｢...聞けてよかった。マシュさん、援護お願いしますね。前の方は私たちにお任せください。｣
マシュ｢はいっ！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琲世 | 作成日時：2021年3月22日 0時
