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...彼奴がいなくなっても、僕は普通を演じた。
唯一僕が僕でいられたのは、自室に来たときだった。
学秀｢...結婚...しよう。｣
Aはあの時の記憶を思い出せず、すべてを失った。それを知った僕は...崩れたんだ。
学秀｢A...ああ...ああッ...！｣
テスト満点、成績一位。なのにその隣にAがいない。
こうなる前から、僕の幸せは崩れたのか。
李｢学秀様！｣
学秀｢...A...Aは！！！｣
伏黒｢自分なりに決意したら潜ってこいって言ってた。安心しろ、彼奴は死なない。李の操る呪霊がAに呼吸を与えている。｣
...もう苦しい、耐えられない。だから一緒に死のうと思って...
学秀｢嫌だ...！一緒に沈みたい！！！｣
伏黒｢彼奴と海で話したことを忘れたか！？｣
学秀｢わからない...覚えてない...でも一緒に死ななくちゃならない...！｣
李｢...愚か者ですね、学秀様。私と伏黒様が呼ばれてよかったですよ。馬鹿のお守り、という点は嫌いですが。彼女は決意しましたよね？我らと共に戦うと。｣
学秀｢...｣
李｢五秒後に呪霊を戻します。後はお好きにしてください。｣
｢...大丈夫だよ？ちょっと臭い水かけられだけで、私は死んでない。それより学秀！早くE組のところに行こう！｣
学秀｢わかった...でも、僕はお前に死んでほしくない。一緒に生きてほしい。｣
｢告白かよ...大丈夫、私は死なない。勉強も力もお前より上！この私が守ってあげる！そして支配してあげよう...♪｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年3月22日 0時
