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「...」
国木田「すまない...俺が社の仕事を優先にしなければ...」
有馬「彼と少しだけ話したけど、君たちがどんな決断をしようと運命は覆らないよ。咆哮を中途半端に受けて、余命がほんの少ししか残されていなかったんだから。」
乱歩「彼の言う通りだよ。余命はちょうど、君たちが探偵社に戻ってきた時。こっちの異能力でも治せない、毒の咆哮。...だが僕たちにも責任があるのは事実だ。」
「私、暫く外に出ています。どうせ私を狙う奴は消えたんですし、過保護になる必要はありません。ではまた。」
乱歩「...まだ問題は解決できなさそうだ。まだ起きたばかりだけど、Aが元気になれるような何かを考えてあげよう。敦と鏡花はまだ寝ているんだろう?」
国木田「はい。マフィアの銃弾を食らっていましたから。」
七海「彼女を元気にさせる方法ですが、心当たりがあります。江戸川さんが起きたなら、母校で同級生だった彼らも目覚めているはずです。」
有馬「そうだね。...英恵の遺体はバラバラになっているかもしれない。でも、必ず見つけてくるよ。乱歩さん、金ならたくさん払うから手伝ってくれ。」
乱歩「ああ、わかった。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時