検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:840 hit

民のため ページ38

「...」

紫之「お帰りなさいっ♪」

「うん...ただいま。ごめんね...授業を受ける気分じゃないんだ。暫く寝させてもらえますか?」

佐賀美「普段から問答無用で来てるだろ。別にいいぞ。」

またあの時と同じ目だ。あの時はTrickstarという希望を失って...今度は何を奪われたのだろう。Aから直接聞くには、僕の勇気が足りなさすぎる。

有馬「...」

紫之「有馬さん、こんにちは。...何があったんですか?」

有馬「英恵が死んだ。...なあ、ここに信って女がいるんだろ?会わせてくれるか?」

彼が持っている袋からは血が垂れていた。中身は...想像したくない。

信「ユキ」

有馬「...英恵の首だけ持ち帰ってきた。葬儀の時、遺体は何とか縫い合わせるつもり。」

信「そう...ありがとう、ユキ。英恵も今日まで頑張ったね。お母さんとお父さんが待ってるから...安心して逝きなさい。」

紫之「...」

信「...二人きりで話しましょう。泣くのは全て終わってからよ。」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:文スト , クロスオーバー , あんスタ   
作品ジャンル:SF
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。