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目が覚めるともう部屋の中は真っ暗だった。
記憶に残ってることは、佐久早がお見舞い?看病?してくれて……あ。
電気をつけるとベッド下でうつ伏せで寝ている佐久早がいた。
いやホラー映画かよ。
……わたしの熱は引いたっぽくて、体もだいぶ楽。
横たわっている佐久早に毛布をかけトイレに行こうとした時、足首を掴まれる。
いやホラー映画かよ。
「…ちょっと離してよ、」
佐久早「……ん…」
「(無駄に力強い…)……ひぁい!」
寝ぼけてるのかな、なんて思ってたら思いっきり引っ張られ油断していたわたしはそのまま佐久早に倒れ込む。
「いったあ!!」
佐久早「いってえ!!何すんだ!」
「あんたが引っ張ったんでしょ!足!」
佐久早「…俺かよ…」
わたしの足を掴んでいることに気づいた佐久早はパッと手を離す。
てか気づいてなかったのか…。
「……って、何してるの」
佐久早「………るせぇ…」
「ぅ……くすぐったい……」
気がついたら佐久早はわたしの胸元の顔を埋めぎゅっと抱きついていた。
くせっ毛のふわふわな髪が丁度顔に当たってくすぐったい。
まだ寝ぼけてるのかな。
もしかして超寝起きは甘えん坊モードになるのかな。
………っ!!
か、可愛いぃ……!!!←
背中に手を回されガッチリホールド状態。
子供みたいで可愛すぎる。
よしよし、と頭を撫でるとちょっと嬉しそうに頭を動かしてる。
「…看病してくれてありがとね、もう大丈夫だよすっごい楽になった」
佐久早「…そうか」
「ちゅーしよ」
佐久早「…ん」
マスクをずらしちゅっと触れるだけのキス。
次第に少しずつ激しさを増し唇が熱を帯びてくるのが分かった。
「……ぁ…っ…だ、め………」
舌が入ると同時に服の中に手が入ってきた。
いつかこんな日が来るとは思っていたけど、いざそうなると怖くて不安で恥ずかしくて、
わたしは反射的に佐久早の手を押さえる。
まだ佐久早と体を重ねたことがない。
てかわたし病み上がりなんですけど…。
完治してるか微妙なとこなんですけど…。
佐久早「…こんな状況で手ェ出さねえ男いないだろ」
「ままま待って…待ってよ…」
佐久早「だめ、もう無理…」
「あ……っ」
あっという間に服の中で下着は外され佐久早に触れられた。
初めてのわたしには刺激が強くて、
後のことはあんまり覚えてなかった。
唯一覚えていたのは初めて見た佐久早の余裕のない表情だった。
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さくさくさく..... - 尊いです! (2月23日 16時) (レス) id: 5e58244371 (このIDを非表示/違反報告)
( ゚Д゚)ハァ? - やはり佐久早クンは尊いですネ!もし自分がハイキューの世界にいたら今頃尊死してます!wはぁもうほんとおみおみに愛されて付き合えて結婚できる世界線どこ(´・ω・`) (2023年2月14日 22時) (レス) @page31 id: 7fe40b2109 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ああああとても、、かっこいい、、え好きですこの夢小説作ってくれてありがとうございます😢 (2022年7月19日 14時) (レス) @page15 id: 2e24363b21 (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ぽんさん» 冷たそうな人ほど実は優しいってやつですよね!ギャップ男子は強いです、、、 (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ちょこちゃんさん» 佐久早くんはとってもとっても可愛いんデス!!!わたしの作品でそう思っていただけでとっても嬉しいです(;_;) (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りーしゃん。 | 作成日時:2017年11月22日 18時