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16*(特別編) ページ18

【佐久早side】


…朝、いつものようにアイツ(A)を起こしに部屋へ向かうと古森に止められた。

それが何故かはわからなかった。

理由を聞いても教えてくれなかったからだ。


その日、アイツは学校を休んだ。

なんで俺が知らないのに古森が知ってる?


なんとなく予想はついてたけど、古森にしつこく問いただすと予想通り風邪。


…あれだけ俺が忠告したのに。


俺は授業後に急いでスーパーへ行きどうせ朝から何も食べてないであろう奴が食べやすいものを買う。

ちくしょう、人が多い。


なんで俺があんなやつの為にここまで来てやらないといけないんだ。

なんかムカついてきた。



部屋の扉を思いっきり開けるとこちらを見て目を丸くしているA。

どーせ何でいる!?とか思ってんだろ。


むかついていた俺はアイツに馬乗りになり胸ぐらを掴んで説教してやった。


お互いマスクしてるとは言え、顔色の悪さからやっぱり体調悪いってことを実感した。

俺は体を離すと前にコイツが作ってくれたすりおろしたりんごを思い出し、食べさせることにした。



───


「ちょっと…なにこれ」

佐久早「すりおろしたりんご」

「え?なに?食べたことあるんだよね?なんで皮剥かないの?絶対めんどくさくなってそのまますりおろしたでしょ」


……バレてた。


病人のくせに文句が多いやつだなめんどくせぇ。


「はぁ…まあ期待してなかったけどさ」

佐久早「はァ?」

「ありがとう、いただきますっ」


素直にありがとうなんて言うコイツが可愛い。

やっぱ好きな女はほっとけねえんだな男って。


あ〜…なんか一気に疲れた。


「ごちそうさま」

佐久早「…ほら薬、飲めそんで早く寝ろ」

「わかったわかった」

佐久早「…ん」

「……あ、佐久早っ」


薬と水を渡し、お皿を片付けようと立ち上がると俺の名前を呼び袖口を軽く引いてくる。


「…ありがとね!大好き!」

佐久早「……」

「ちょっと!なにその顔!汚いものでも見てるような目は!」

「…うるせぇ菌まみれで汚ねえだろ」

「菌扱いするな!……もう寝るっ」





………あー危ねえ。


めちゃくちゃ可愛かった。





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最近更新遅くてごめんなさい(;;)

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さくさくさく..... - 尊いです! (2月23日 16時) (レス) id: 5e58244371 (このIDを非表示/違反報告)
( ゚Д゚)ハァ? - やはり佐久早クンは尊いですネ!もし自分がハイキューの世界にいたら今頃尊死してます!wはぁもうほんとおみおみに愛されて付き合えて結婚できる世界線どこ(´・ω・`) (2023年2月14日 22時) (レス) @page31 id: 7fe40b2109 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ああああとても、、かっこいい、、え好きですこの夢小説作ってくれてありがとうございます😢 (2022年7月19日 14時) (レス) @page15 id: 2e24363b21 (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ぽんさん» 冷たそうな人ほど実は優しいってやつですよね!ギャップ男子は強いです、、、 (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ちょこちゃんさん» 佐久早くんはとってもとっても可愛いんデス!!!わたしの作品でそう思っていただけでとっても嬉しいです(;_;) (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りーしゃん。 | 作成日時:2017年11月22日 18時

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