11.ちゅっちゅっちゅ。 ページ13
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ふと空を見ると、先ほどとは嘘のように赤く染まっていた。
A『…さて、私そろそろ』
土方「あァ」
総悟「またいつでも来てくだせェ」
近藤「気をつけてな!」
A『はい、お邪魔しました』
3人に向けてペコっと頭を下げると、私は屯所を出た。
…さてと、これからどうしましょうか。
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夜道をさまよい数分。と、
「A!」
と、大好きなあの声が。
A『…小太郎じゃないですか。どうしたんです?』(ニコッ)
桂「貴様、こんな夜中になにをしてる…!」
A『あぁ、帰る場所がなくて…というか小太郎は?なにをしてるんです?』
桂「…そ、それは」
急に口をモゴモゴさせる小太郎。
A『なんです、はっきり言いなさい。』
桂「きっ…貴様を捜しに来たんだ、悪いかッ///」
A『っえ?』
捜しに…?
A『あ、ありがとうございます…////』
なぜ私は、小太郎相手にこんなに胸が高鳴ってるんです?
桂「というか、A…昼間は悪かった…」
A『?』
桂「せ、接吻の…事だ…///」
A『っ…!!』
ぶわっ、と自分の顔が熱くなるのがわかった。
桂「お、お前が嫌じゃなかったらだ、その…」
A『ち、ちょっとまって、くださいっ!』
桂「…なんだ?」
A『わ、私っ…!嬉しかったですよ、相手が小太郎でッ…////』
素直に自分の気持ちを伝えたのが、運の尽き。
桂「…!」
小太郎は目を見開くと、ぼそりとこう呟いた。
桂「…どうなっても、知らんッ…!」
(…ちゅっ)
A『んッ、…!』
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ゆる - とても面白いですっ…!更新お待ちしております!!! (2020年7月2日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 光さん» ありがとうございます…!お褒めの言葉 嬉しいですっ(*^_^*)頑張ります! (2019年7月28日 16時) (レス) id: c26738024d (このIDを非表示/違反報告)
光 - とても面白いです更新頑張ってください応援してます (2019年7月27日 23時) (レス) id: e145b750ea (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - ゆかさん» さぁ!どうなるかお楽しみに!!← (2019年4月8日 16時) (レス) id: 5d92166247 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - この修羅場?シーンに入る予感の続きが、、気になります! (2019年4月7日 13時) (レス) id: 1283a49d39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年3月9日 15時