【銀魂】高杉晋助の姉は新八いじりがお好きなようで

第１７話 イラスト有り ページ18

A side



「 まぁ 上手く 撮れてるじゃない」



http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/3/1/531f6ffe1b22cf4bc8236fc4e76a5e6f.jpg



「 …可愛いですね Aさん 」


「 褒めてくれるなんて めずらしいわね 嬉しいわ 」



新八君に 眼鏡を返して 微笑む

と ガラリという 音が聞こえてきた



「 銀時か おはよう 」


「 てめっ 新八 なに勝手に 俺のカメラ 使ってんだ 」


「 あ スンマセン 」



新八君が カメラを 机に戻す



「 さぁ 朝ご飯 作りましょ 私は 神楽ちゃんを 起こしてくるわ 」


「 あ それなら 僕が行くんで 」


「 良いから 良いから 」



鼻歌を 奏でながら 私は 部屋を出て行った



「 …… 無事に 戻ってこれますかね Aさん 」


「 大丈夫だろ 早く朝飯 作んぞ 」







.






−ガラガラ



そっと 襖を開ける

奥には すよすよと 眠る 神楽ちゃん



「 神楽ちゃん 起きて 」



耳元に近づいて 声をかけても 反応なし



「 …… しょうがない 」



スゥッと 息を吸ってから



「 … イヤァァーッ！！ 」


「 ！？？ 」



神楽ちゃんは これでもかって言うくらい 目を開いて パチクリさせた



「 Aッ！？ どーしたアルカ 」


「 おはよう 神楽ちゃん 目 覚めたわね 」


「 … 嘘 ついたアルカ ひどいヨ 」


「 こうでもしないと 起きないでしょ？ ご飯 できてるわ 行きましょ 」



私は 立ち上がって 眠そうにする 神楽ちゃんの 腕を引いた



「 … やっぱ Aは 一枚上手アルナ 」



ポツリ呟いた 彼女の言葉 私の耳には 届いていなかった



.

第１８話→←番外編

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す