第15話 ページ15
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−ガラガラ
静かに寝室の襖を開けると よだれを垂らして眠る 神楽ちゃんがいた
「 あらあら… 」
そっとティッシュで 神楽ちゃんの口元を拭う
「 んぐ… A 」
「 ! …フフ 寝言か 」
可愛い子だねェ
1人 微笑んでいると 新八君が 入ってきた
「 新八君? どうしたの 部屋 間違った? 」
「 いや 間違ってないです ちょっと伝えたくて 」
目線を下にそらして 頬をぽりぽりと掻く 新八君
「 僕 最初 Aさんと話した時… また変な人が増えたな と思ったんです 」
「 そんな事 思ってたの 傷ついた 」
「 黙って聞いて 」
私は おとなしく 黙る
「 それに 異様に僕に 構うから なんなんだろうと思って
でも… 気づいたんです 自分の気持ち 」
「 それって 」
「 っ僕!
Aさんの事が ____! 」
−ドカッ!
「 痛ったァァァ! 痛ぇ! 」
「 ガキのくせに 一丁前に 恋愛してんじゃねェよ 」
「 銀時 」
良いところで邪魔してくれたわね
せっかく 新八君の 可愛い姿が見れていたのに…
「 だからって 背中 蹴る事はないでしょ! 」
「 ギャーギャーギャーギャー やかましいっつの 」
「 フフッ お預けね 新八君? 」
ニコリと微笑むと いつも通り 新八君は 顔を赤くした
でも 今回は 銀時も
「 さっ 寝ましょ! 男子は別室よ 出て行きなさい 」
「 そうアルヨ さっきから うるさいネ 」
「 うわっ! 神楽ちゃん 起きたの!?」
「 黙るヨロシ ダメガネ 」
私と神楽ちゃんは 銀時と 新八君の 背中をグイグイ押して 部屋から出して
「 隣の部屋に お布団 敷いてあるから 」
「 早く 寝ろヨ 」
−スパンッ!
勢いよく 戸を閉めた
「 おやすみ 神楽ちゃん 」
「 オヤスミ 」
「 …寝るか ぱっつぁん 」
「 はい おやすみなさい… 」
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Ramu24(プロフ) - 梍鵺さん» ありがとうございます!!狙撃したら話し終わっちゃいますよ!?(笑)是非とも守ってあげてください(笑) (2019年10月13日 10時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - えっゆめっ夢主ぅぅううう!狙撃されるかもだから逃げてぇぇえ。僕が守るからぁ← あっ続き待ってます! (2019年10月11日 16時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
零 - えっなになになに? (2019年10月6日 15時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 零に褒められた…!嬉しい!ありがとう!ほんとだよ高杉家最強 (2019年8月13日 8時) (レス) id: 25032145bf (このIDを非表示/違反報告)
零 - 美人ー! 高杉家の血すごいなおい (2019年8月12日 15時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年7月24日 16時