▲じゅうさん ページ14
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A『わったあっめわったあっめ…』
高杉「ダセェ歌」
A『うっざ。人のセンス屈辱するんじゃないよ』
などと晋助と会話をしていると、奥に見覚えのある顔が見えた。
A『あれ、神威じゃん?』
高杉「!」
明るい色の浴衣。目立つアホ毛。間違いなく神威である。…と。
A『うわっ、なに』
高杉「………。」
神威がいる方向とは逆に、私の手を引いて晋助は歩き始めた。また子達を置いて。
A『ちょっと晋助?
高杉「うるせェ」
A『はぁ?身勝手もいい加減にしなよ』
さすがの私も少し頭にきたので、晋助に軽く一喝する。
すると、突然背中に衝撃が走った。
A『った』
高杉「…俺が勝手なのは、お前が1番分かってんだろ?A?」
気付くと、私は人がいなく薄暗い場所で、俗に言う「壁ドン」を晋助にされていた。
A『うわ近。なんですか欲求不満ですかこのやろー。』
高杉「その通りだ。今夜は好き勝手やらせてもらうぜ?」
晋助の眼は狼のようにギラついていた。これは冗談ではないみたいである。
…なので、私はある手段に出た。
A『…2人の時が良かったのに。』(ボソッ…)
高杉「!」
ボソッ…とか効果音がついているが、晋助に聞こえる声量で言ってみた。
え、効果音ってメタい?嘘?←
高杉「…くっそ…」
と晋助がたじろいだ瞬間、私は仕掛けた。
A『2人きりの時なら、いっぱい…ね?』
クスリと笑って、そう言った。
高杉「…ッ!」
晋助は顔が真っ赤。これだから晋助の彼女はやめられないのだ。
A『そろそろ花火始まるし、
高杉「…あァ、ならいい場所を教えてやる」
えっ嘘、穴場知ってんのかよ晋助くん?
A『とりあえず
高杉「
A『だって好きなんだもん。さぁ行こう!』
高杉「…おう」
月に照らされた晋助は、実に綺麗だった。
なんて本人には言えず、私は
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Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私の不慮のせいです、申し訳ありません (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私もフラグを外すために尽くしているのですが、自分なりに対処して申請しても外れないんです (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
竈之屋次郎(プロフ) - R18フラグが外れていません…アプリの方で読めなくなってます。 (2020年2月2日 15時) (レス) id: b139c63105 (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - 面白いです!!更新頑張って下さい! (2019年11月10日 2時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月華 - た、高杉が…デレた、だとッ?! ヤバいもう尊すぎて鼻血が止まらん…最後に一言!マジで神。作者様ありがとうございますッッ!! (2019年10月15日 21時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年3月30日 21時