desire〜8 ページ6
作者の勝手ながら、話を大幅にずらします。
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ある日、私はいつものようにカヲル君と話をした。
何気ない、普通の話をしては、くすくすと笑いながら時を過ごした。
「・・・ねえ。」
「なんだい?」
「もしもね、この世界が使徒も何も無いせかいだったら、私達何してたんだろう。」
彼は私の突然のシリアスな質問に、苦笑していた。
そして、あの優しい笑顔で答えたのだ。
「きっと…僕らはまだ赤の他人さ。」
そうだよね・・・と私は俯く。
すると私は後ろからギュッと抱きしめられた。
何故か久しぶりに背中に手をまわす。
ただ、ただ、
彼の温もりに包まれたくて。
彼の胸に顔を埋めた。
「君は、この世界をさぞ恨んでいるだろう。
でも僕は、こんなに大好きな君に出逢えた。
これほどの幸せをくれたA______
君が生まれたこの世界が、僕には・・・まだ恨めない。」
そうだよね、そうだよねと思いながら
今の自分が考えていたことに心でかぶりをふった。
もうこの世を恨むのはやめよう。
その考えは、一日もせずに泡となり、
水底から水面に消えていった。
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下弦 - いえいえ、コメント見てくださりありがとうございます。これからも応援しています!! (2015年11月18日 16時) (レス) id: e33d5cb0ec (このIDを非表示/違反報告)
紅坂紅子(プロフ) - 下弦さん» コメント有難うございます。こちらのミスでした。修正しましたのでよろしくお願いします。 (2015年11月17日 22時) (レス) id: 9397b1a88e (このIDを非表示/違反報告)
下弦 - すみません、初コメです。私の方がバグっていたら申し訳ないんですけど、28ち29が同じ話になってるんです。少し不安になって。長文失礼しました。これからも頑張ってください。 (2015年11月17日 21時) (レス) id: e33d5cb0ec (このIDを非表示/違反報告)
暗部の桜(プロフ) - とても面白いです。続き待ってます (2015年8月31日 21時) (レス) id: 3141487925 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - もうこの作品大好きです!!ニコニコしながら読ませていただいてます! (2014年9月14日 10時) (レス) id: 0c3a8a5087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅坂紅子 | 作成日時:2013年6月12日 21時