2話 ページ4
『……！』
Aが目を覚ますと白い天井が目にうつった
『………？』
上半身を起こし辺りを見回すと病室だということが分かった
『………っ？』
手で布団をガサゴソと探るがAの探していた若咲が居ないことに気づきAはベッドから降り病室を出る
『……っ…はぁっ…』
病院内を走り息が上がるなか
「うぉ！？」
曲がり角で人とぶつかる
『！！』
Aはぶつかった衝撃で尻もちを着いた
「わっ、悪ぃ！大じょう……ぶ？ってお前あの家の！」
『……？』
「って、お前は俺の事わかんねぇか！俺は虎杖悠仁！実はな…」
虎杖はAに家で起きたことを全て説明した
虎杖「そう言えばA？だったっけ？
お前の近くに落ちてたぬいぐるみ今から持ってこうと思っててさ！ほら！」
虎杖はAに持っていたぬいぐるみを差し出す
『っっ！！！』
Aは虎杖の手からぬいぐるみをもらい喜ぶ
虎杖「その反応は喜んでるって事でいいんだよな？
A全然表情変わんねぇなぁ。なんでだ？」
『………』
虎杖「おっ！病室ついた！まだ起きたばっかりなら安静にしてろよ〜。」
虎杖はそう言ってAをベッドに寝かす
虎杖「んじゃあ俺は五条先生呼んでくるから！」
虎杖はベッドから離れようとするがAは虎杖の服を掴む
虎杖「？？
どうした？」
『…………っ…』
Aは口をパクパクと動かすが声を出さない
虎杖「？
お前はもしかして声でねぇの？」
その言葉にAはフルフルと首を横に振る
虎杖「じゃあなんで…？」
「Aは声が出ないんじゃなく出せないんだ馬鹿」
二人しか居ないはずの病室に知らない誰かの声が響いた
その声の主は
Aの持っていた梟のぬいぐるみだった
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麗 - このお話続きとても楽しみです。 (2021年1月22日 13時) (
レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年1月2日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなくそわっしょい | 作成日時：2020年10月28日 23時
