十七話「リリカ・プリズムリバー 幽霊楽団 〜Phantom Ensemble」 クラピカside ページ17
__一次試験〈クラピカside〉__
今は一次試験のヌメーレ湿原を走っている
クラ「……霧か」
だんだんと霧が濃くなってきたな
ゴン「レオリオーー!!クラピカーー!!キルアが前に来た方がいいってさーー!!」
レオ「どアホーー。いけるならとっくにいっとるわい!!」
……こいつらに緊張感はあるのか←
一応返事はしとかないとな
クラ「構わず、先に行け!」
ゴン「えーー!そこを何とかがんばってきなよーー」
レオ「ムリだっちゅーの」
パイロ「(クスクス 仲いいんだね」
クラ「ハハ……(ハア」
いいといった方がいいのか……
『パイローー、クラピカさーん、レオリオさーん。待ってーー』
パイロ「この状況で待てるわけないじゃん、バカ……」
クラ「(クスッ ちょっとペースを落とそう」
レオ「早く来いよー!」
パイロが普段使わないような言葉を使っているところを見て、大分こちらも仲がいいと分かる
だからAは悪いヤツではないと思う
『ねえ、ペース落とそうって言ってたけど本当に落とした!?めっちゃ早いよ!?(ゴッホグォッホ』
流石に可哀想だから私だけでもペースを落とすか
クラ「大丈夫か?」
『大丈夫で(ゴフッ す……。優しいんですね。私のところまで来てくれるなんて』
クラ「流石にむせていたらな……(苦笑)」
『それだけでもちょー嬉しいです!ありがとうございます!(ニコッ』
クラ「あ、ああ……き、気にするな……!//////」
不覚にも今の笑顔にドキッとしてしまった
にしても、あの笑顔は反則だ……!
今の私は顔が赤いだろうな……
『?ていうか!私のせいで試験受けれなくなったは罪悪感がヤバいので前いきましょ!』
クラ「そ、そうだな……///」
パイロたちに追い付いた
レオリオがニヤニヤしている
こいつ……一部始終見ていたな
パイロ「クラピカ、何で顔赤いんだろ……?」
クラピカ「!一段と霧が濃くなってきたな」
ぎゃああああ
うわああああ
『だ、だまされてますねぇ』
クラ「だまされないよう、気をつけるのだよ」
少し先を進んで行くと何やら面倒ごとに巻き込まれたらしい
パイロ「……ねえこれ、ヤバくない?」
レオリオ「ちぃ。知らねーうちにパニックにまきこまれちまったぜ」
クラ「どうやら、後方集団が途中から別の方向へ誘導されてしまったらしいな」
ぎゃっ
ぐっ
するとトランプが飛んでくる
___タイミング悪いけど一回切ります
続き→
十八話「魂魄妖夢 広有射怪鳥事 〜Till When?」ちょっとクラピカside 主人公side→←十六話「メルラン・プリズムリバー 幽霊楽団 〜Phantom Ensemble 読んでくれた人ありがとう!」 主人公side
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作者名:名無しの妖怪 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年4月29日 9時