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"主の力で、変えておくれ。"
まさか三日月さんがこんなことを言ってくれるとは。
俺の力で変える。
この本丸を。
『........まずは、みんなを集めてみようかな。ここにいる刀剣男士たちを見てみたいしね。』
切「わかった。三日月、手分けして声をかけるぞ。」
三「あいわかった。」
『よろしく。........俺も、着替えようかな。』
姉さんが遺していった刀剣男士たちを、今の主である俺がなんとかしないと。
刀の正しい使われ方、人との正しい接し方。
両方を何とかするのってすごく大変だ。
『はぁ........これからどうしようかな。』
?「だから言ったんですよ。そんな覚悟で良いのですねと。」
『!?』
部屋に戻る途中、廊下で急に声を掛けられた。
そりゃあビックリもする。
しかもその相手が、今まで行方がわからなかった担当さん。
櫟木なら尚更だ。
『櫟木さん、あなた今までどこに....!』
櫟「私のことはどうでもいいです。今はあなたのことの方が重要ですから。
こんなところで、しかも今更で申し訳ありませんが、あなたはこの本丸を、一生"生かしておく"覚悟は出来ていますか?」
『生かしておく、覚悟....。』
櫟「はい。あなたがここに来た日、ここの惨状を見て、なんとも思いませんでしたか?」
ここの惨状....。
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魄鴉(プロフ) - 宮白さん» 今更の返信大変申し訳ありません....(土下座)僕が主人公の立場になった時、どんな言葉をかけてあげたら彼らの心が動いてくれるのかを考えて、話を書いてきました。それが読者である宮白さんの心に響かせることが出来て、嬉しいです。待ってくれてありがとうございます。 (2018年5月15日 23時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
宮白(プロフ) - とっても心に響く話です私...どうか、続きを書いてください!待っています! (2018年3月3日 9時) (レス) id: 0b9d1955c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魄鴉 | 作成日時:2017年11月5日 21時