【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。弐

伍拾玖(//) ページ13

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言い返せなくなったのか、女は奇声を上げ出す。何か言った後に取り巻きのような子を三人ほど呼び、そいつらは僕に拳を飛ばしてきた。
受け止めは出来たけれど、埒が明かない。

結｢こんなの何の意味もない。少しは考え直して｣

｢煩いわねぇ！私よりよっぽどブスのくせに！｣

女の掌が来た。と思えば、誰かに手首を掴まれ阻止される。

ガシッ…。

結｢小芭内…｣

小｢…そこまでだ小娘。機嫌を損ねられてしまう｣

蛇柱の伊黒小芭内が隣に来た。助かったよ。

｢…首に蛇を連れて、気持ち悪いわ｣

小｢減らず口を閉じろ、小娘が｣

結｢小芭内〜、こいつめっちゃ自己中。人の話全く聞かない。どうでもいい事で口論になった〜(棒)｣

小｢何？…小娘、結樹様に無礼を働いた事を詫びろ。そこの三人衆もだ｣

今すぐ…。彼が蛇の如く睨み付けると、四人は慌てて謝った。全然心篭ってないが、一応良しとするか。
今回も学食は中止だ。小芭内の鏑丸くんが巻き付き、彼らと出ようとした。その時、醜女が酷い形相のまま睨み返す。

｢…許さない、許さないわ！鈴原家の娘である、この私に詫びさせて。…訴えてやる！裁判よ！｣

小｢黙れ、訴えられるのはお前だ。お前は柱の結樹様を侮辱した｣

鏑｢シャアアアアア……！｣

｢な、ふざけ…｣

結｢どーぞ、訴えてもいいよ。訴える覚悟があるならな？｣

そう吐き捨てるように言うと女は何も言わず、怒りを抑えるように震えていた。もう二度とお前のような人と会わない事を願うよ。巻き付いてくる鏑丸くんの喉を撫でながら、踵を返しメシ処を後にする。
学食、今度こそはちゃんと食べれるといいな。彼が気持ち良さそうにしていると、小芭内が後ろから首元に顔を擦り寄せて来る。どうしたんだ？

小｢……ろ…｣

結｢？｣

小｢俺も褒めろ…ください。頑張ったのだぞ…です///｣

はいはい。彼の頭を撫でてあげた。そしたら背後から僕を抱き締め、首元に顔を押し付けて来た。めずらしくデレてる。あの頃を思い出すなあ。
いつだったかな。昔出会ってから、初めてデレた時だっけ。その時の小芭内も今と変わらずめちゃくちゃ甘えん坊だったなぁ。

結｢さあ、早く皆の所へ行こうか｣

微笑み手を引き、敷地の屋台場へ歩む。蜜璃は杏寿郎と屋台を制覇して回っているかな？無一郎はちゃんと甘味を買っているだろうか。

小｢(今度、甘露寺とカフェに誘おう///)｣



コソコソ噂話、結樹は屋敷で4匹の蛇を飼ってるよ。
名前は暁、燐葉丸、��你、碧惠だよ。

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