【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。弐

肆拾捌(//) ページ2

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時間が経ち、入場となった。日輪刀を帯刀し、A組の後をついて行く形で出場する。

結｢あ、そうそう。耀哉様からの言伝だよ(コソコソ)｣

『敵の襲撃を受けたにも拘わらず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!ヒーロー科!!一年!!!A組だろぉぉ!!?』

会場内へA組が出て、大きな歓声が挙がる。
うわぁ、行きたくねぇ…。

『そして!!!A組を敵と戦い護った政府公認組織!!!千年以上の歴史を持つ鬼殺隊だぁあ!!!』

さらに凄い歓声。まあそりゃそうかな。鬼殺隊は柱が目立つためかソコソコ有名だ。何せ柱はほぼイケメン(顔だけな奴)と美女の集まりだから。
A組以外にも、他の組合計11組のクラスが会場に出る。ちらほら視線感じるけれど、今はそんなこと気にしている場合じゃない。

ミ｢選手宣誓!!｣

前の台のようなところに立って居たのは、前に会った女。僕、あの人の服好きじゃないな。

踏｢十八禁なのに高校にいてもいいのか｣

み｢いい！｣

高校生ってあんなんが好きなのかなぁ、実弥や天元の持ってた春画(スケベ本)の方が相当やばかったよ。今度見せてやろうかな。

ミ｢静かにしなさい!!選手代表!!1-A爆豪勝己!!｣

爆豪か、あいつの個性は相当なもんだったな。
僕の前以外では。でもあんな態度してても、本人の実力ってのは嘘付かないもんな。
台の上のマイクスタンドの前に立った。

勝｢せんせー……、俺が一位になる｣

鋭｢絶対やるとおもった!!｣

他のクラスからのブーイングと罵詈雑言。
あっはっは〜、愉快愉快。

ミ｢静かにしなさい!!まだ宣誓は終わってないわ!!｣

へぇ、もう一人やるのかな。観たことないから分からないが、一体誰なんだろう。

ミ｢鬼殺隊代表!!無柱、如月結樹!!｣

結｢………は？｣

気のせいかな。僕の名前が聞こえたんだけど。
てか代表って何じゃらほい？どゆこと？←

ミ｢うふふ、学校側の好評と校長からの頼みよ？｣

あんっっっの非常食がァァ！！！好評ってなんだよ、それで代表とか決めんのかよ！！ふざけんな！！
少々青筋を浮かべながらも、皆を掻き分けて台の上に跳ぶ。それで、マイクを掴んで一言。

結｢…全ての競技、最後まで僕が一番の座に立ってみせる。その一位の座を奪ってみろ｣

野次、ブーイングとまでは行かなかったが、皆やる気出すならそれで良いか。すぐ無一郎の元へ戻った。

結｢非常食絶許｣

む｢後で屋台で甘味買ってあげるから、機嫌治して｣

結｢うん｣

む｢(…可愛かったな)｣

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