【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。弐

陸拾漆(//) ページ21

.
数分前
玄弥くんを＋αとして出す際に、控え室で話し合いをしていた。

玄｢俺出るんですか…、でも人前は何か緊張するし。それに俺、先日敵に拐かされたんですよ？こんな状態で生放送はちょっと……｣

結｢大丈夫だよ！次また、玄弥くんが誘拐されそうになったら僕が守るからね！｣ﾆｯｺﾘ

玄｢(トゥンク…///)はあ分かりましたよ…。でも銃なんて持ち出していいんですか？｣

結｢そんな事もあろうかと、はいゴム弾。当たると結構痛いぞ！｣

玄｢(ちゃっかり準備しちゃってる！！！)｣


.
杏｢落ち着け、不死川！落ち着け！｣

実｢オイぜってぇ勝てや玄弥ゴラァ！！｣

炭｢ちょっ、不死川さん今本番中ですよ！ストップ！ストーップ！！｣

天｢おい不死川深呼吸しろヒッヒッフーwww｣←

結｢(とりあえず承知してもらえたけど…)煩いよ｣

鞘付きの刀の柄を逆手に持ち後ろを見ずに、騒いでいる実弥目掛けてぶん投げる。ゴンッ！！と言う音が聞こえ声も止んだ。軽く投げたつもりなんだけどな。
スタートの合図で青山が先手必勝、と言って個性のレーザーを放つ。玄弥くんは長い手足を使って、それを躱す。

優｢(目付き怖い(白目)｣

玄｢…ッチ、眩しいンだよテメェ！！！｣

メンチ切りながら素早く拳銃に弾を込め、構えて発砲する。弾は二発とも青山のベルトに当たり、凹ませて故障させた。
普通ならありえないだろうけれど一応あのゴム弾は、僕が裏で試作品として造っておいた奴だからね。通常の二、三倍は硬いよ。
青山が焦っている隙に、玄弥くんは間合い詰めてアッパーカットを決めた。

ミ｢青山くん再起不能!!不死川さん二回戦進出!!｣

玄｢ッシャアア！｣

仕上げにミッドナイトの声の後、大きくガッツポーズをした。結構早めに決着ついたね。
その調子で二回戦もやっちゃってー。

結｢玄弥くーん、お疲れ様ー！｣

玄｢…俺もっと頑張ります！！///｣

こんな何気ない話してても尚、蜜璃のがっちりホールドはまだ解かれていないのであった。
たくましい肉体なんとも羨ましい。←


.
マ『一回戦最後の組だな…。中学からちょっとした有名人!!堅気の顔じゃねえ。ヒーロー科、爆豪勝己!!』

次は爆豪、

マ『対…俺こっち応援したい!!ヒーロー科、麗日お茶子！』

…と麗日か。言っとくが僕らは個性なんて見てない、いや見えるけれど。そういう意味じゃない。個性の強さではなく、それぞれの個性の創意工夫を見るってだけ。それと、プロヒーローの洞察力と感知力、評価の仕方もだ。

陸拾捌(//)→←陸拾陸(//)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す