【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。

拾弐(//) ページ15

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前回のあらすじ。
今日は何も無い、出かけよう、無一郎とお出掛け、錆兎とスタ○、敵出現、無一郎おこNOW←
…いやあらすじなんてしてる場合かよ。無一郎くんが日輪刀持たずに敵の前に立ってんだよ？
お願い無一郎、戻って来てくれぇ！！…なーんて思ってもおらず、ただ錆兎と様子を見守っていた。
あの子の事だから、多分平気。

｢あ"？…んだよ、ヒーローかと思えば餓鬼かよ｣

む｢餓鬼じゃない、…お前よりは｣

｢何だと？｣

む｢それより、馬鹿なんじゃないの？お金欲しいからって暴れて、騒ぎ起こして、他人に迷惑掛けて。そういうのはメーワク行為って言うんだよ？先生から習った？そもそも学校行った？｣

君の自然と相手を煽って行くスタイル。結構好きだ。

む｢騒動起こしてお金貰おうなんて思考、頭が完全に幼稚園児以下だよ。俺が言いたいのはそれだけ。早くお茶したいから、後は精々ヒーローに負けないよう、頑張れ(棒)｣

堪忍袋の緒が切れたそいつは、我を忘れて怒鳴り出し人質の女もさらに悲鳴を上げ騒ぐ。僕と錆兎は急いで注文した飲み物を一気飲みし、無一郎のスタ○コーヒーを手にお金を払い店の外へ出た。

結｢無一郎！！｣

む｢兄さん…｣

敵が無一郎の髪に手を伸ばし、ヒーロー達が動こうとした。その刹那、

？｢水の呼吸、壱之型。水面切り｣

｢うっ…！｣

ドガッ…。という鈍い音と共に敵は倒れる。
あの子が来た。冷静沈着で、口下手だけど優しい。

結｢義勇…｣

義｢結樹様(また会えました♡)｣


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それから警察が来て、敵は逮捕された。人質となってた女は義勇に何度も礼をしていたが、彼は適当に鼻であしらう。その場にいたヒーロー達は、呑気に無一郎を勧誘して来る。

｢君、凄い冷静だったね。この際、サイドキックにならない？｣

｢いやいやぼくの事務所に来れば、すぐプロになれるよ？｣

｢お願い。どうか私の事務所へ….｣

彼も彼でヒーロー達の言葉を無視、次に目を付けられたのは僕だった。そんな目でこっち見んな。
そもそも見るな、シッシッ。

｢ねぇ、君はどうだい？ぼくの事務所に来ない？｣

結｢嫌です｣

｢またまた。そんな事言わずに、一回だけでも来てよ｣

結｢断る｣

しつけえな、正直うざったいんだけど。
何処ぞの求婚厨蒲公英と色男より煩わしい。否、あの蒲公英と色男と比較すると二人が可哀想だ。

｢頼みますよ〜。ほら…｣

ヒーロー(笑)は肩に触れようとした。が、錆兎は無言で奴の手を叩き除ける。それも凄い形相でだ。

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