第…66話 ページ20
『くぁーーあおはよう』
「何ですか最初の声､おはようございます」
『なんか自然と』
「…今日行けるんですか?」
『大丈夫､一眠りしたら気分スッキリ』
「あまり無理しないでくださいね」
『わかってる､そんじゃ行こう』
_____________
__
満員電車で会社へと向かう
正直きつい
私をドアをの方にし目の前には鬼灯｡壁ドン的なものをされてる感じだ
痴漢に合わないように､ということで初日からずっとこんな感じで乗っている
『…あ､そういえば明日だっけ｡小林さんと飲む約束したの』
「そうですね」
『そういうのって…二次会?みたいなのあるんでしょ』
「それは行かずにすぐに帰りますよ」
『小林さんしつこく二次会行こうって誘ってくるんじゃないの』
「無視して帰れば問題ないです｡明後日になれば会うことはありませんし」
『そっか…まぁとりあえず明日頑張ろ』
__________
__
『眠い…』
手で口元を隠しながら欠伸をする
「加々知さん〜お昼行きましょう♡」
向こうで色目を使い鬼灯を誘う小林｡鬼灯はいつもと同じように真顔だが､どこか嫌そうだ
ここで私が出るとめちゃくちゃ面倒なことになるのでとりあえず一人でここの食堂へと向かう
「Aさん!ここいいですか?」
カツ丼を食べていると突然見知らぬ女性に話しかけられる
『は､はい｡どうぞ』
「よかったー友達皆彼氏とご飯行っちゃって…誘われたんですけど行きづらくて」
可愛らしい笑顔を私に向ける
この人は…小林さんみたいな人か?
「あの…噂で聞いたんですけど笹川さんに襲われたって本当ですか?」
『…さぁ?私は昨日すぐに帰りましたけど』
「あっそうなんですか?じゃああの噂は嘘か〜｡笹川先輩すっごく優しい先輩だったんですけど､それってただ身体目当てだったんですね…何人か無理矢理襲われたという女性いるらしいですよ」
『貴方はそういうことは…?』
「私は無いですよ!夜二人で飲みに行こうと何回か誘われましたけどね､二人は嫌だったので友達も誘ってですけど｡それでAさんが来てからピタッと誘われなくなったんですよ」
『まぁ私も何度も誘われましたよ､全て断りましたけど』
「もし今逮捕されてなければ危ない所でしたね…」
『…ですね』
「あっ､そうそう!あの小林さんって女性も危ないので気をつけてくださいね!」
『危ない?』
「はい…私､一度だけ目をつけられたんですよ」
__
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くら(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» わわっ､ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです(*´-`) (2018年4月9日 21時) (
レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しませて頂いてます(＾＾)これからも頑張って下さい！ (2018年4月9日 20時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くら
| 作成日時：2018年4月8日 23時
