第十六話 ページ18
「ふふんふーん〜♪
一人では〜心中は〜できない〜♪」
薄暗い路地裏を一人歩く太宰。
その途中何かの気配を感じた。
「…人の鼻歌を盗み聞きするなんてよくないなぁ?
芥川。」
太宰の後ろにいたのはポートマフィアの構成員、芥川龍之介だった。
「…あの娘を返していただきたい、太宰さん。」
「断る。」
即答だった。
「あの娘は闇でしか生きられない。
貴方はそれをよくわかっているはずだ。」
「だが鏡花ちゃんも闇ではなく光で生き始めた。
そして私も。
ならばAにも…。」
「…首領はあの娘を諦めるつもりはありません。
今は監視だけですがいずれは…。」
そう言い残すと芥川は奥の暗闇へと消えていった。
「……さて、どうしたものか…。」
ポリポリと頭をかき悩む太宰。
その頃…
「へくちっ…。」
「あら、風邪ですか?」
探偵社ではプチお菓子パーティーが開かれていた。
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にゃあめ - やつがれ君分かってて渡したのか……推し優しすぎだろ………すきぴ (2021年2月11日 20時) (レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - いえいえ (2019年8月21日 17時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
ごごねこ(プロフ) - 黒薔薇さん» アアアアアア!ありがとうございます!ですが描きなおしたのが勿体ないのでこのままにします!ごめんなさい!!!!!! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 62117aa9f8 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 『http://uranai.nosv.org/uploader/common/2/e/4/2e42882cc29720f8f1d22c4dd5fa2317.png』 (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 勝手に保存しちゃってごめんなさい (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:午後の猫茶 | 作成日時:2016年6月29日 0時