恋愛初心者。【銀魂】

#25 ページ26

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「今日は晩ご飯どうしますか？」


「んー。今日も頼むわ」


「はーい」


自分で聞いといてなんだが、イエスの返事が返ってきたことに口元が緩む。

最近、銀さんがいつもご飯をコンビニやファミレスで適当に済ませてると知ってから、

かなりの頻度でうちで食べてくことが増えた。


”美味い”って沢山食べてくれる銀さんが好きで、つい私も力が入る。

それになんか…恋人ってかんじで嬉しい。


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「なぁAちゃーん。
まだ終わんねぇの？」


「ぎゃっ、ちょっと!!
くっつかれると遅くなりますっ」


食後、からになったお皿を下げ、洗い物をしていると突然後ろから腕が回った。

最初こそはてんぱって硬直状態だったけど、
今は少し慣れた。

うん、少しだけね。


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洗い物を終えると、
なぜかひょいっと抱っこされて

ソファーに座らされた。

私に向かい合うように膝立ちした銀さんの顔が、ちょうど同じくらいの高さにある。


「な、なんですか…？」


「ん？可愛いなーと思って」


えっ///!?

いや、それ理由になってないしっ。


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「最近さ、俺ね、Aちゃんとキスしてる夢ばっか見んの。
だから俺いろいろ考えて寝不足なわけ」


「は、はぃ!?」


き、キスしてる夢っ！？！？！？


「だからさ……」


いつもとどこか違う、
銀さんの顔が近づいてくる。

色気がハンパないっていうか、目がいやらしいっていうか…


と、とにかく！
かっこ良くて耐えられないっ!!


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