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七十六訓 雪祭り篇 ページ28




「アラ変…

なんだか銀さんにさわられた気がしたから〜

ゴメンナサイ。」


『妙ちゃん久しぶり。』


「アラ、Aさんもいらしてたのね!

是非私の店の作品も見ていってくださいね。


……アラ、コレ

ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃない。

完成度高けーなオイ。」



妙ちゃんが見て言ったのは

手が無くなった銀時の雪像だ



「違うから!明らかに違うよねコレ!」


「バカヅラさげてホントしょーもない

アームストロングね。」


『あ、それに関してはうちも同感やわ。』


「何!?結局なんなのアームストロング砲!!

Aさんもなに同意してるんですか!!」



「それよりせっかくだから見ていって。

私達の作品けっこうこってるのよ〜」



思わず瞬きを忘れてしまう



今まで見てきた中で一番豪華でこっている


両側にはすべり台


周りには様々な氷像


子供だけでなく大人も遊んでいる



「どォ?けっこうスゴイでしょ。

あっ、Aさんと万事屋は

一体どんなものをつくったの〜?」


『うちは龍作ったんよ。ほら、コレ。』



妙ちゃんにスマホの写真を見せる



「コレを一人で?Aさん器用なんですね!

万事屋は?」



すると銀時と神楽ちゃんは明らかに動揺し始める



「ん?あの……アレだよ、」


「マ…マスコットキャラ的な、」



二人でコソコソと話すとどこかへ行こうとする



「きゃああ!! 何アレ!?雪像に変なモノが!」



妙ちゃんの悲鳴で皆そちらを振り向く



「フハハハハハ!! なーにがグランプリだァ!!


そんなもんなァ雪像壊しちまえば

元も子もなくなっちまうんだよ!」


『マダオさん!』



そこには泥棒の格好で雪の〇たまを大量に持って

妙ちゃんとこの作品に投げつけるマダオさんが居た



『……あれ、ヅラやん!』



そしてこれまたマダオさんと同じ格好をしたヅラが

すべり台をハンマーで壊している








そういや、うちの作品は……



そう思って自分の作品の所を見ると

見事にマダオさんが持っとる〇たまが投げられていた

















『おいこらマダオォォォォ!!!!

ふっざけんなよ!! 医者なめんじゃねぇぞ!!!!』




うちも龍を持ち上げてマダオに向かって投げつける

















No side



「お…お登勢さん…

こ…これって…みんな何やってたんでしたっけ。

ゆ…雪合戦大会とかでしたっけ?」



「んにゃ


























祭りだよ。」

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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時

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