【カ○○○】身代わり少女と緑の青少年【○○○】

act６〜過去編2〜 ページ8

A「あぁ〜、よく食った！ごちそう様！」

カノ「Aったら僕の卵焼き取るんだもん...
まぁその分Aのシャケもらったけど」

キド「おいA、皿片付けろよ」

A「はぁーい あ、つぼみ、夕飯生姜焼きがいいなぁ」






いつも通りの朝









いつも通りの仲間達






カノ「僕もごちそうさま。ちょっと散歩して来てもいい？」


セト「俺も行きたいッス！いいスか？」


マリ「わかったぁ 行ってらっしゃい、二人とも」


カ、セ「いってきまーす」





A「ふあぁ...まだ眠いし、俺部屋戻るわ...」



ピカピカに磨かれた階段を上り、自室へ向かう



カサッ、と音がして、何かが足に当たる




A「ん...。なんだこれ」






足に当たったのは、紙袋



A「え...な、なんだよ、コレ...？」






声が震える





.








紙袋に書かれていた文字





.









『抗がん剤 鹿野 修哉様』









A「抗...が、ん、剤...？...ハハッ、修哉の奴、新しいイタズラか...？」






.







声が掠れて、自分でも声が出ているのかすらわからなかった









どうして









修哉がガン？









もう頭の中がぐちゃぐちゃで、どうすればいいのか分からない









その時









カ、セ「ただいまー/ッス」









あぁ、なんてバッドタイミング









.









今一番一緒に居たくない人が







.









今一番どんな顔して会えばいいのかわからない人が








.









帰ってきてしまった

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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