act38 ページ40
A「アザミ!」
アザミは俺の方を見てニヤッと笑うと、メカクシ団の皆に向き合った
アザ「我はアザミ。この『終わらないセカイ』_. . . お前達の中ではカゲロウデイズか?
の、主だ」
マリ「おばあちゃん!」
マリーがアザミに駆け寄って、勢い良く抱きついた
マリ「おばあちゃん. . . 初めまして?」
アザ「そうだな。大きくなったな、マリー」
カノ「感動の再会を邪魔して悪いんだけど. . .
僕達は一刻も早く姉ちゃんとヒヨリちゃんを助け出さなきゃならないんだよね〜. . . 」
我が親友ながら、なんというデリカシーの無さだろう、これは尊敬できるレベルだ
当のアザミは気にすることもなく、真剣な顔に戻った
アザ「では行こうか. . . だが、人手は多い方が良いだろう?人探しにうってつけの蛇がいる。
そいつも連れて行くと良い」
アザミがそう言うなり、蛇の一匹が頭を上げた
黒い煙をまといながら、段々と人の形になっていく
何処かで見たことあるような姿だ
アザ「『目が冴える』. . . 。名はクロハだ」
クロハこと冴える蛇は、不思議そうな顔でこっちを見た
クロ「俺に似てる. . . 」
コノ「黒い僕がいる. . . ?」
アザ「クロハ。『かける』とヒヨリを探し出し、ここへ連れて来い。
我も探すが、人探しはお前の得意分野だろう?」
頼んだぞ、というアザミに、クロハはペコリとお辞儀した
クロ「了解しました. . . 『主』」
マリ「あるじ?おばあちゃんは主なの?」
クロ「俺にとっては主ですので. . . 。
初めまして、女王。俺はクロハ。
では早速、参りましょうか」
カノ「女王. . . ?」
修哉の呟きを無視して、クロハは目を赤く光らせた
クロ「ふむ. . . 。『かける』は1122番のドア、
ヒヨリは、8015のドアにいるようです」
A「果てしない数だな. . .
というか、『冴える』ってのはどんな力なんだ?」
見た感じヒビヤの力とすごく似ている気がする
違うのは、物に触れなくても居場所がわかるというところだろうか
クロ「まぁ簡単に言うと. . . 『凝らす』の強化版ですね」
キド「そうか. . . 俺はキド。よろしくな、クロハ」
つぼみがニッと笑って手を差し出す
クロハもつぼみにつられて少し笑うと、握手に応えた
クロ「よろしくお願い致します. . .
.
.
.
では行きましょうか、あなた方のお仲間のところへ」
*
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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雄大(プロフ) - タイトルが○○○ばっかで分かりにくかったです。最初に注意しとけばよかったと思います。 (2017年7月27日 0時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
麻莉 - すごい面白かったです!僕、こーゆー小説好きなんです!お疲れ様でした!これからも頑張って下さいね!! (2015年9月27日 13時) (レス) id: a3d5c5d5ce (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - 紫黄桃名心実さん» それなら良かったです。こちらこそ誤解させてしまうような題名や説明文にしてしまったなと思うので、言って頂いてありがとうございました。 (2015年1月19日 6時) (レス) id: d3c9cbab3c (このIDを非表示/違反報告)
紫黄桃名心実(プロフ) - この作品のことを誤解していました。すみませんでした。もちろん消さなくていいです。 (2015年1月17日 23時) (レス) id: 6f7a75d84a (このIDを非表示/違反報告)
フユキ - 紫黄桃名心実さん» もしよろしければ、何話のどの辺りが裏切りだと思う、という事を教えて頂けると嬉しいです。今後このようなことをしてしまわないようにしたいので…。ワガママな事を言って申し訳ありません。 (2015年1月17日 21時) (レス) id: 47b9f19e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フユキ | 作成日時:2014年9月27日 13時